2009年5月31日日曜日

Wien:プレゼンテーションズ、終了

昨日無事にCoded Cultureでの私担当のトークイベントが終了、ちょっと一息ついています。参加者の多くが研究者やメディアアート関連の方でちょっと私のプロジェクトとは方向が違う気もしましたが、なるべく接点を作れるようにプレゼンを工夫してがんばりました。
ちなみに27日のオープニングには大学院時代の同級生で今はリンツのアルスエレクトロニカに勤務し、活躍中の小川君と本当に凄く久しぶりに会ったり、関連プログラムを一緒に準備しているメディア芸術祭の細川さんと一緒だったり、昨年のアートアンドホームコレクションで作品を提供してくれたウィーン出身の中国人アーティストJunYanさんに会ったりと、ウィーンにいるような東京にいるような、台北にいるような、そんな錯覚を覚えました。世界は狭い。

2009年5月27日水曜日

Wien:Coded Cultures開始!

昨日、家族旅行以来10年ぶりにウィーンに入りました。以前は観光地しか回らなかったので日常生活の印象はあまりないのですが、正直、ウィーンはなんとなくのほほんとした田舎町、といった感じで、長く生活するは結構退屈なのでは、と感じてしまいました。
そして今日からいよいよGeorgが頑張って準備してきたCoded Culturesのイベントが始まりました。写真はプレス発表のときの様子。難しい展示空間を上手に使い、参加作家のそれぞれ作品も、展示デザインも非常に素晴らく、オーガナイザーのセンスが光る展覧会ですので、是非ウィーンにお越しの際は足を運んでみてください。私は30日にSHIMURABROS.さんと一緒にトークショウに参加します。
また、本展は10月に横浜にも巡回するのでお楽しみに。
この後いよいよオープニングイベントが7時から始まります。夜遅くまで盛り上がりそうです~

2009年5月25日月曜日

東京:東芝同期結婚式

昨日は東芝同期の結婚式の二次会に参加するため白金台へ。久しぶりに同期と再開したのですが、夫婦や子連れでの参加や、部署や仕事の内容がダイナミックに変わるなど、時の流れを感じました。ご結婚おめでとうございました!末永くお幸せに。
明日からヨーロッパで、滞在中にレンタカーを借りて周遊を予定しているので今から国際免許を取りに行ってまいります。

2009年5月23日土曜日

横浜:金氏展トークショウ&サイン会

今日は横浜美術館で絶賛開催中の金氏徹平さんの展覧会の最後の週末。オープニングからだいぶ変わっている展示風景とサイン会に参加するため足を運びました。展示もだいぶ進化していたし、無造作に並んでいた作品の材料が鮮やかに積みあがって新しい作品となっていたり、でまた違った展覧会を楽しめました。
そしてトークショウには多くの人が詰め掛け、金氏さんと学芸員の木村さんのキャッチボールに熱心に耳を傾けていました。その後のサイン会は、金氏さんがカタログ1冊1冊に丁寧に白地図をコラージュしていくというとても贅沢なもので、あっという間に閉館時間をむかえてしまいました。
ちなみに、金氏さんと横浜元町のスタージュエリーとのコラボレーションアクセサリーが横浜美術館で販売されているのですが、それがなかなか素晴らしい。限定30で価格は2万円しません。私も勢いで買ってしまいましたが、もうあと残りは10しかないそうなので興味のある方は美術館へ急げ!
美術館であっという間に時間が過ぎてしまったので、都内の用事は断念し、近場で作家らと共にディナーとなったのですが、この日も中華。でも飽きません。もう中国人か。

2009年5月22日金曜日

東京:ウィンターガーデン@原美術館

台北から帰国して早々、原美術館で始まったウィンターガーデン展のオープニングに足を運びました。この展覧会に氷のレコードの作品を作る八木良太さんが参加されていて、実際に氷から流れる音も聴くことができましたし、一つ私が実現したいと思っているプロジェクトのお話も直接作家とすることができました。
原美術館は毎回思うのですがとても空間がいい美術館ですよね。ただし、今回の展覧会自体は正直。。。ですが。
その後五反田に移動して夕食。台湾から帰国して早々なのに中華を楽しんでしまいました。たぶん味覚がだいぶ変わってしまったのでしょうか、飽きることなくすんなり食べれてしまいました。

2009年5月19日火曜日

台北:気功おじさん

今日は青木さんに連れられて気功師のところに足を運びました。青木さんの出っ歯を引っ込めたということでかなり期待に胸を膨らませて参りましたが、本当に凄くて参りました。
治療時間はたったの10分。しかしながらなんとなくわずらっていた頭痛、肩と右腰の痛みが全てすっとんでいってしまいました。本当に凄いです。ほとんど私の体に触らず、一部重要な筋(脇と足の付け根など)をきゅっと刺激を加えるだけ。交通事故の方や腕が上がらなくなったおじいさん、ダイエットしたい女性までいろいろな人が通っているそうです。青木さんは出っ歯を治したいということで歯に気を流してもらってましたが、本当に出っ歯が引っ込んで驚きました。私の目の前で!です。
ちなみに価格は1000元だから3000円くらい。試す前は正直10分でこの金額は多少高いと思っていましたが、1時間マッサージするよりも効果は大。最後に不思議な液体を渡されるのですが、それは家に帰って寝る前に体をきれいにした後にかぶりなさい、と言われます。
この気功の後、私はヤングアート台北チームとの打ち上げのカラオケパーティーに参加しわいわい楽しく歌ってきました。日本で練習した中国の歌も無事に歌い上げられました。ほっと一安心。
そして自宅に戻りこの液体を試した見たら、本当に不思議、液体を浴びた後全身にびりびりっと刺激が走り、体がすっきりしただけでなく、口の中の口内炎が消えてしまいました。おそるべし気功パワー。この気功師は本当に私の貴公子です。脱帽。

2009年5月18日月曜日

台北:屋台おにぎりや

香港から戻り、今日は台北で台湾一人観光局を頑張っている青木由香さんが毎朝師範大学前で出しているおにぎり屋台に行きました。おにぎりの他、サンドウィッチ、シフォンケーキを販売していますが、どれも研究に研究を重ねた逸品。おにぎりのご飯もぱさぱさな台湾米を使っているとは思えません。シフォンケーキもおいしさのあまりケータリングを頼まれることもある、とか。
屋台は平日の朝から11時まで出ていますので是非逸品をトライしてみて下さい。ちなみに写真は左から青木さんとおにぎりパートナー、そしてそのお父さん(たまたま来ていた)です。ちなみに明日は近所の気功師のところに連れて行ってもらえることになり、かなり楽しみ♪

2009年5月15日金曜日

香港:ART HK

13日にオープニングだったアート香港。さすがに欧米とアジアの接点であるだけにお客さんも、参加画廊も、国際色豊か。そして市場もコレクターも大きい香港なだけに、この豚インフルエンザと不況の中、お客さんは若干少なかったようですが、売り上げはかなり順調だったようで、多くの参加画廊も売れ行きはまずまず~結構よかった、というコメントでした。ホワイトキューブやガゴーシャンといった欧米の一流画廊から、パキスタンやインドネシア、フィリピンなどの東南アジアの小さな画廊、そして香港や日本の新鋭若手画廊、と参加画廊のバランスもよく、+売り上げも良く、アクセスもしやすく、無税な香港のアートフェアは、今後アジアのハブとしてのアートフェアの地位を築いていくと改めて感じました。写真は午後一番の人が少ない時間帯に撮影しましたが、夕方以降の人の入りと盛り上がりは凄かったです。
今回の香港では日本や台湾からの参加画廊の方々やコレクターの方々と楽しく食事もでき、ショッピングも、マッサージも満喫、これから夜の便で台北に戻ります。国内移動の気分で香港にこれるのはいいですねー。

2009年5月14日木曜日

香港:なんとグランドハイアット!

ヤングアート台北が大盛況のうちに無事に終了し、アートフェア実行委員会の方より頑張ったお礼として香港のフェアに一緒に来てみないか?ホテル代は出してあげるよ。と言われたので、速攻返事、香港に来てしまいました。台北から香港は本当に近くて1時間半ちょっと、飛行機のチケットも2万円ちょっとで来れてしまいます。

そしてなんとなんと宿泊したのはアート香港会場のコンベンションセンター隣のグランドハイアット。こんなところはもう一生泊まれないと思い、とことん満喫しています。朝食もおいしいし、プールも素敵です。映像は部屋からの景色。香港島から九龍に続く景色で、興奮しながらの撮影です。本当に一等地。中華系の人はこういった熱い繋がりがあるから素敵ですよね。来年も頑張らないと。

というわけで、来年も引き続きヤングアート台北の顧問として頑張ることになりましたので、引き続きご支援、ご指導のほど、よろしくお願いします。

2009年5月12日火曜日

台北:JSPで朝食を

台北には素敵な朝食屋があります。その名はJSP。朝食屋のチェーン店で市内にたくさんあり、私が台北で滞在しているところの近くにもあり、愛用しています。日本で言う、ドトール、ヴィドフランス、といった感じでしょうか。
何が言いかというと、ずばり「早いの、うまいの、安いの」。朝の忙しい上班族(ビジネスマン)のニーズに答え、熱々のおいしい食べ物を早く安く出してくれます。例えば、私が良く食べるのは、鉄板で焼きたての卵とハムにみじん切りのきゅうりが入っているサンドウィッチ。パンもトーストしたてで熱々で、それをミルクティー(寒いときは熱、熱いときは冷、常温もいける)と一緒に食べて、45元=150円弱。ドトールのミラノサンドセット(:日本でよく食べています)より、安くておいしいので、もう台湾は本当にたまりません。

2009年5月11日月曜日

台北:Young Art Taipei盛況のうち終了

Young Art Taipei、無事に終了しました!多少のばらつきはあるももの、多くの参加画廊が作品を順調に売りあげることができたようで、フェア実行委員会もその成功をお祝いしました。来年も継続参加したいとおっしゃっていただく画廊も多く、また今年参加できなかった画廊も来年は是非、とお話をいただけたりで、このフェアが東アジアの新しいアートシーンを創っていけるよう、来年の開催に向けて早速頑張って準備していきたいと思います。
写真はメディアブースの様子。ART iTも多くの台湾の方に見ていただき、また購入いただくことができました。

2009年5月7日木曜日

台北:Young Art Taipei始まる!

いよいよ始まりました、Young Art Taipei。写真のように、かなり大型のちょっと古めな感じがまたかっこいい台北中心部にある王朝大飯店の15階が会場です。中華圏初のホテル型アートフェアですが、参加画廊は台湾、日本、韓国、中国から計42、6日のプレビューだけで1000万台湾ドル以上を売り上げ、30以上のメディア取材を受け、本当に盛況でした。日本からも14画廊が参加した他、ART @ AGNES、ART OSAKA、101 Tokyoの関係者も初日に勢揃い。
このフェアは、金融危機の影響が比較的少ないとされる台湾のアート市場を裏付け、また台湾が日本の現代美術を支える柱の一つとなっていることを改めて感じさせてくれました。

2009年5月3日日曜日

台北:101からの夜景

土曜日から私の友人とその親戚が揃って台北に観光にいらっしゃり、私もそれに便乗し久しぶりに台北観光をしました。そして今まで昼間しかあがったことがなかった101に暗くなってから乗り込み、天気も幸いし、屋上も開放していたのできれいな台北の夜景を満喫することができました。ちょうど夕食のころに上がったので混雑はなかったのですが、観覧の後入り口を見ると長蛇の列。運がよかったです。その前後には四川料理に牛肉麺、そして台湾ビールと食い倒れ飲み倒れ。夜中も友人の飲み会に合流し、なかなか粋なおでんやさんで日本酒イッキしすぎたら、久しぶりに記憶が飛ぶまで飲んでしまいました。。今日はまだお酒が残っているので家で休養します。。汗

2009年5月2日土曜日

台北:トーク@学学

昨日はXue Xue(学学) Instituteでのトークイベント。これはYoung Art TaipeiがXue Xueと共同で企画している関連プログラムで、初日の昨日は私が東アジアのアート市場について、今日は新苑のディレクターの張さんが台湾のアートシーンについて、来週のフェア期間中には三潴さんが日本のアートシーンについて、Platform Chinaの孫さんが中国のアートシーンについてそれぞれ語ります。
2時間中国語で、というかなりハードなイベントでしたが、通訳の人を準備いただいたものの、全体の約8割は(つたないですが)中国語でトークすることができました!
このXue Xueという建物はとてもすばらしく、一階は多目的スペース、二階はレストラン、三階に教室、四階にギャラリー、そして最上階の眺めのいいフロアにオフィスと近代的ですばらしい文化施設です。
台湾はコレクターにしても、学生にしても、とても熱心にトークに耳を傾け、質問も具体的なものが多く、活発で非常に有意義な時間となりました。