2009年7月31日金曜日
Seoul:今後のお知らせ
昨日からプロジェクトの関係でSeoulに入りました。7月よりART iTが雑誌メディアから完全にオンラインに移動し、またリニューアルオープンしましたが、8月より私も公式ブロガーとして書き込みを開始します。ART iT上ではより現代美術に特化した内容、こちらのブログではより東アジアでの仕事・生活全般、FEC周りのことを書いていきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いします。
2009年7月30日木曜日
横浜:ACYメルマガ開始
横浜でFECがアート活動をするときにいつも大変お世話になっているACY(アーツコミッション・ヨコハマ)が、この秋よりメルマガの配信を開始するのですが、横浜美術館の天野太郎さんや、トラウマリスの住吉智恵さんらと共に、私も1コラム担当することとなり、昨日その打ち合わせがありました。
私は「東アジア、アートに生きる」というタイトルで、東アジアで今まで手がけてきたプロジェクトや、今後手がけるプロジェクトの様子などを書いていく予定です。初回の第一回は、中華圏で仕事をする上での心構え的な内容を書く予定です。配信の詳細がわかりましたらまた情報を掲載します。
私は「東アジア、アートに生きる」というタイトルで、東アジアで今まで手がけてきたプロジェクトや、今後手がけるプロジェクトの様子などを書いていく予定です。初回の第一回は、中華圏で仕事をする上での心構え的な内容を書く予定です。配信の詳細がわかりましたらまた情報を掲載します。
2009年7月29日水曜日
東京:宋冬へのインタビュー
MoMAでの展覧会が大好評な宋冬が、東京ワンダーサイトのプログラムに参加するため来日しており、昨日ART iTのインタビューに応じていただきました。編集長の小崎さんと一緒に青山のワンダーサイトに足を運び、お母さんが亡くなられた経緯、展覧会の様子、その他メッセージなどゆっくりと一つ一つの言葉をかみ締めながらお話いただきました。近々インタビューの様子がART iTに掲載される予定ですのでお楽しみください。
2009年7月28日火曜日
横浜:欧州写真交換会
昨日はヨーロッパを一緒に回ったメンバーと久しぶりの再開し、それぞれ撮影した写真を交換したり、滞在中に起こったいろいろなハプニングなどを話したり、オーストリアが舞台の映画、サウンドオブミュージックを鑑賞したり、と楽しく過ごしました。この年になっても、このように集まって楽しく話ができる仲間がいることに、改めて感謝!
2009年7月25日土曜日
東京:アイウェイウェイ展オープニング@森美術館
昨日は森美術館で始まったアイウェイウェイ展のオープニングに足を運びました。彼自身も初となる大規模個展だそうですが、展覧会は正直彼の作品を欧米の美術の文脈に則ってきれいに並べただけのショーケース的な展覧会の構成になっていて、作家らしさがほとんど伝えられておらず、いい印象を持ちませんでした。これでは、彼のより前衛的で危険な活動について、現在北京で彼が開発している草場地の様子など、よりリアルな彼の姿が展覧会を見るだけではまったく伝わりません。
いろいろと考えてみたのですが、もしかしてこの展覧会、作家が美術館の能力を試していたのでは、とも思えます。自分の要求に対し美術館はどう答え、準備するか、そして、どういう空間を構成するか、展覧的には美術館として優等生的な答えを出したのかもしれませんが、作家本人は正直どう思っているか、今までかなり挑戦的で概念的で危険な展覧会を続けてきただけに、作家の本音を知りたいところです。そして、私なりに思うのは、圧倒的にコミュニケーションにかける時間が足りなかったのではないか、ということです。特に中国ではこういったお互いのやり取り、つまりコミュニケーションを重視し、やり取りを重ねれば重ねるほど、作品や展覧会は深みを増し、面白くなっていくと思うのですが、今回はあまりに表面的な構成になっているので、作家らしさはまったく伝わらず、作家と美術館とのやり取りの気薄さが展覧会を通じて感じられてしまいました。
展覧会を準備する、というものはとても難しいことであり、特にアイウェイウェイのようなコンセプチュアルな作家の展覧会を企画するのはそれなりにしっかりと作家に向き合って準備しなければいけない、ということを改めて感じることができました。
いろいろと考えてみたのですが、もしかしてこの展覧会、作家が美術館の能力を試していたのでは、とも思えます。自分の要求に対し美術館はどう答え、準備するか、そして、どういう空間を構成するか、展覧的には美術館として優等生的な答えを出したのかもしれませんが、作家本人は正直どう思っているか、今までかなり挑戦的で概念的で危険な展覧会を続けてきただけに、作家の本音を知りたいところです。そして、私なりに思うのは、圧倒的にコミュニケーションにかける時間が足りなかったのではないか、ということです。特に中国ではこういったお互いのやり取り、つまりコミュニケーションを重視し、やり取りを重ねれば重ねるほど、作品や展覧会は深みを増し、面白くなっていくと思うのですが、今回はあまりに表面的な構成になっているので、作家らしさはまったく伝わらず、作家と美術館とのやり取りの気薄さが展覧会を通じて感じられてしまいました。
展覧会を準備する、というものはとても難しいことであり、特にアイウェイウェイのようなコンセプチュアルな作家の展覧会を企画するのはそれなりにしっかりと作家に向き合って準備しなければいけない、ということを改めて感じることができました。
2009年7月22日水曜日
台北:Llunc Lin氏との打ち合わせ
2009年7月18日土曜日
台北:「日常事変」準備着々と
数日前から台北に入り、昨日はアート台北のオフィスにて私が担当する展覧会「日常事変」の打ち合わせをしました。この展覧会は、アート台北が独自にアートフェア期間中に主催する展覧会で、フェア会場内のELA-ASIAコーナー(4x30m)で開催されれます。私は、アート台北のコミッティーチームと日本でのメディア芸術祭を担当しているCG-ARTS協会とともに本展覧会を準備しており、展覧会には日、台、中、韓から計16組のアーティストの作品を出展します。
アートフェア期間中での開催となるため、「展覧会」というよりはショーケース的な見せ方を心がけ、アートフェアに訪れた方に楽しく今の東アジアの現代美術を鑑賞できるよう、日常の断面を切り取り、今の新しい東アジアの現実とクリエイティビティ目撃できるような工夫をしています。空間も、よりゲームセンター的な空間、電気店のショールーム的な空間、シアター的な空間、と美術館ではなく、日常の生活シーンの中で作品を鑑賞できるようにしています。日程は8月28日から9月1日、プレビューは27日の夜6時半からです。是非台北にいらっしゃる機会があればご連絡を!
アートフェア期間中での開催となるため、「展覧会」というよりはショーケース的な見せ方を心がけ、アートフェアに訪れた方に楽しく今の東アジアの現代美術を鑑賞できるよう、日常の断面を切り取り、今の新しい東アジアの現実とクリエイティビティ目撃できるような工夫をしています。空間も、よりゲームセンター的な空間、電気店のショールーム的な空間、シアター的な空間、と美術館ではなく、日常の生活シーンの中で作品を鑑賞できるようにしています。日程は8月28日から9月1日、プレビューは27日の夜6時半からです。是非台北にいらっしゃる機会があればご連絡を!
2009年7月14日火曜日
東京:センヌキ ビール バー

コエドは、「Beer Beautiful」をコンセプトに、ビール本来の豊かな味わいと幅広い楽しみ方を提案するビールブランド。多くのアートプロジェクトにも積極的に支援しています。そんなビールを愛する6名のデザイナーたちが、「缶をプシュッと開けるより、栓をシュポッと開けるほうがワクワクする。テーブルに缶が並ぶより、ビンが並んだ眺めのほうがいい」という感性と創作意欲から生まれた個性豊かなセンヌキが展示され、実際にコエドの王冠を開栓して試し、気に入ったセンヌキが見つかれば、そのまま購入することもできるというイベントになっていました。
またフードメニューは、気鋭の3組の料理家が交代で担当し、コエド5銘柄に合わせ工夫を凝らしたスペシャルメニューが用意され、私もいくつか食べてみましたがかなり美味でした。
おいしいビールに食事、美しいデザイン、ゆったりと流れる時間、贅沢なひと時となりました。
2009年7月12日日曜日
東京:八木良太さんワークショップ@府中市美術館
久しぶりに子供と一緒に作業したり、夢中になって手を動かしたり、ワークショップって改めていいなぁ、と思った1日でした。こういったワークショップベースの展覧会、というのもとても面白いのではないかと思い、いつか実現できればいいなと。
2009年7月8日水曜日
横浜:ミーティングの嵐
8月末に台北で開催する展覧会「日常事変」、10月に横浜で開催するイベント「Coded Cultures」の準備で今回日本にいる間は打ち合わせの嵐です。。でもいろいろな作家に合って作品の話をしたりしながら、展覧会やイベントの準備をするのはとてもやりがいがあり、とにかく頑張る次第です。
2009年7月1日水曜日
東京:ART iT ASIA正式始動!
今までの雑誌メディアから心機一転、7月からART iTは完全ウェブサイトメディアに移行しました。アドレスは、http://www.art-it.asia/です。雑誌機能が全てオンライン化された他、アートのキーマンの公式ブログ、アートを取り巻く産業で活躍する団体が情報を発信するパートナー、そしてミクシやフェイスブックなどに代表されるSNSのアート版というべき新機能が詰まったサイトとなっております。是非ご活用くださいませ。
また、私も近々ART iTでもブログを書き始める予定ですので、今後とも末永くご支援のほどよろしくお願いします。
また、私も近々ART iTでもブログを書き始める予定ですので、今後とも末永くご支援のほどよろしくお願いします。
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