2009年12月25日金曜日

伊勢:伊勢詣り

名古屋での用事の後、伊勢詣りをして東京に戻ってきました。伊勢も久しぶりですが、やはり内宮の感じはいいですね。橋が新しくなっていました。お決まりの伊勢の赤福本店で赤福3個とお茶のセットを頂いてきました。今回は京都→大阪→名古屋→伊勢とかなり慌ただしい旅になってしまいましたが、東京以外の日本を見てもらういい機会になったと思っております。

そして今年は久しぶりに家族でクリスマスを過ごしました。ここ数年ずっと海外だったので久しぶりにゆっくり日本での年越しになりそうです。

2009年12月22日火曜日

京都:寺&美味しいもの巡り

現在横浜に滞在中の孫遜が京都にも足を運びたいとのこと、京都に行ってきました。今まで来日した全ての中国人作家が必ず足を運びたい、ということで、慣例行事的なものになっていますが、自分にとっても京都に足を運べるいい機会になっています。

今回は、今年京都のタカイシイギャラリーでの展覧会を予定しているシムラブロスと一緒にいざ京都へ、夜は小崎さんが現在正式オープンを目指し準備中のB&Bに宿泊してきました。古い日本家屋の素晴らしい建築で、冬なので寒かったですが、作家にとっても自分にとってもとてもいい経験になりました。そして、もちろん夜は吉田屋料理店さんへ。関西に住む八木良太さんやサウンドアーティストのマモルさんにも声をかけ皆でわいわい盛り上がりました。

また、外国人の特権も利用して京都御所にも行くことができました。ちなみに、御所内のお土産屋さん、かなりレアで質の高い皇室グッズが買えるので本当におすすめ。私も作家もお土産をたくさん買い込みました。笑

そして今日、京都から大阪に入りました。これからマモルさんと再度合流して、食い倒れツアーです。

2009年12月1日火曜日

横浜:孫遜展@ZAIM


同じくCREAM ヨコハマ国際映像祭参加作家の一人である孫遜の個展がZAIMギャラリーで開催されています。横浜にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
孫遜は、1980年中国遼寧省・阜新出身。2003年からアニメーション制作を開始し、2005年杭州の中国美術学院卒業。継続杭州にて作家活動を続け、アニメーションスタジオを開設、2009年には北京黒橋地区に拠点を移す。丁寧な描き込みが紡がれていく独特の白黒のアニメーションが彼の作品の主流であり、作品の制作を通じ、歴史というものがどう作られ、語り継がれていくかを探求し続ける。
本作家は、現在2009年度横浜市・北京市アーティスト・イン・レジデンス交流事業プログラムに参加し、2009年11月25日から2010年2月5日まで横浜に滞在、YCCを制作活動中です。また、1月22日から31日まではYCCで個展を開催する予定です。

作家のブログは、こちらから>>
http://www.artanimation.blog.sohu.com/
YCCの担当者のブログは、こちらから>>
http://acyresidence.blog104.fc2.com/

2009年10月30日金曜日

横浜:SHIMURABROS.展@ZAIM


CREAM ヨコハマ国際映像祭の開催にあわせ、展覧会参加作家の一人であるSHIMURABROS.の個展がZAIMギャラリーで昨日より始まりました。X−RAY Trainが横浜を巡回するプロジェクトの一環で、今回の展示でプロジェクトは一旦節目を迎えます。詳細はFECのサイトをご覧いただき、横浜にいらっしゃる機会にあわせて、是非足をお運び下さい!11月10日まで開催しています。
今日はいよいよヨコハマ映像祭のオープニングです。そして台湾からは私のアート関係の友人12名が来日し、皆でオープニングに行く予定をしています。久しぶりの再会が楽しみです。

2009年10月26日月曜日

東京:Cao Fei展@資生堂ギャラリー

本日は、資生堂ギャラリーで始まったCao Fei展のオープニングに足を運んできました。Cao Feiがこの数年手がけている、セカンドライフ上でのプロジェクトRMB Cityで制作した近作&新作を一同に見ることができる、かなり充実した展示でした。
また、Cao Feiともかなり久しぶりの再会。子供を産んでからは初めて会う機会となりました。子供も旦那さんもお元気そうで、嬉しかったです。作品には彼女の環境の変化が大きな影響を与えている部分も感じられ、個人的には正直セカンドライフのプロジェクトは懐疑的な印象を持っていたのですが、久しぶりに彼女らしい、とてもいい展覧会に仕上がっていて良かったです。今回の展示は必ずやどこかの展示につながっていくでしょう。

2009年10月22日木曜日

横浜:お片づけ&アーカイブ

あっという間の一週間が過ぎ、オーストリア関係のイベントは全て終了、今日は最終の撤収日でした。いくつか事務作業は残っていますが、ほぼ片付けは完了、かなりほっとしております。このあとちょっと休ませていただきます。

今回のイベントの様子のアーカイブを担当してくれたローレンスが撮影した写真がウェブ上にアップされましたので合わせてご覧ください。
CODED CULTURES JAPAN>>
http://blog.esel.at/v/dokumentation/ccjp
Next Reality>>
http://blog.esel.at/v/dokumentation/ccjp/next+reality

今回のイベントの開催にあたり、ご協力いただいた多くの方々に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

2009年10月18日日曜日

横浜:CODED CULTURESアーティストプレゼンテーション


昨日はCODED CULTURESメインイベントのアーティストプレゼンテーションを開催。参加作家が30分ごとにパフォーマンスをしあう、一日限りの展覧会を開催しました。各作家、かなり力の入った発表となり、この日の最後は宇治野さんのパフォーマンスで締めくくられ、まるで何かのショーをみているような、かなり贅沢で濃い一日となりました。
そして今日は最終日で、東京芸大でのシンポジウムです。最終日だと思うとちょっと寂しいものです。

2009年10月16日金曜日

横浜:CODED CULTURES パーティー盛大に


昨日のCODED CULTURESは大成功!多くの人にお越しいただき、横浜YCCを会場としたオープニングパーティー、代官山で開催したミュージックナイトのミニマル東京もどちらも盛り上がりました。オープニングナイトではNext Reality展に参加いただいたアーティストのベンヤミンさんとその仲間のユニット、AB+Coppe'にサウンドパフォーマンスをしていただきました。ミニマル東京も一般的なクラブイベントとは一線を画すような緊張感のあるプログラムとなり、好評でした。
そして今日はいよいよアーティストプレゼンテーション。イベント最後には宇治野さんによるライブイベントをオーストリアワイン&シャンパンを飲みながら楽しむイベントも開催しますので、是非お越し下さい!

2009年10月14日水曜日

横浜:Next Reality 始まる


CODED CULTURESの関連イベント、オーストリア/日本の現代美術展NEXT REALITYが無事開きました。写真はその展覧会の様子の一部で、手前の立体とスケッチがロッテさん、奥が五月女さんの作品です。展示には難しい空間でしたが、無事に綺麗に作品が収まり、一段落。是非お越し下さい。

2009年10月12日月曜日

横浜:CODED CULTURESキックオフ!


いよいよ開催が迫ったコーデッドカルチャーズのキックオフミーティングを開催。オーストリアからのサポートスタッフもほぼ日本に揃い、また今回日本からも4名のサポースタッフに参加いただくことになり、関係者全員が揃いました。若干の緊張感がありつつも、みな開催目指して頑張ろうという気合い十分、今までの準備がしっかり開催の成功につながるようあとは頑張るだけです。
打ち合わせの後はちょっと遅れて家族が私の誕生日を祝ってくれました。

2009年10月4日日曜日

埼玉:COEDO祭

昨日、いつもお世話になっているCOEDO祭に足を運んできました。今年は去年から規模を更に拡大し、さいたまスーパーアリーナ隣のケヤキ広場での開催でした。イベントもとても盛り上がっていて、出店は全てCOEDOビールを扱っているレストラン(=おいしい)で、食べて飲んで話してとてもいい一夜になりました。今後とも応援のほどよろしくお願いします!

2009年10月3日土曜日

横浜:Next Reality / 次なる現実

YCCで開催されるCODED CULTURESのイベントにあわせ、オーストリア・ウィーンで活躍するインディペンデント・キュレーターのElsy Lahner氏と共にオーストリアと日本の現代美術展を開催することになりました。詳細は近日中にFECのサイトにアップデートする予定ですのでしばらくお待ち下さい。以下が展覧会の詳細となります。

Next Reality / 次なる現実
an exhibition project based on the idea of an art- and knowledge-transfer between Austria and Japan

with Axel Koschier, Belén Rodriguez, Benjamin Tomasi, Lotte Lyon, Go Watanabe, Lyota Yagi, Teppei Soutome, Yukihiro Taguchi, curated by Elsy Lahner and Takahiro Kaneshima

10月16日(金)
18:00- Official Opening / オフィシャルオープニング
20:00- Sound Performance AB+Coppe' / AB+Coppe' によるサウンドパフォーマンス


Opening Hours / 営業時間:
10月15日18:00-20:00
16日・17日13:00-22:00
20日・21日13:00-19:00
Closed on 18th and 19th / 18日・19日休廊

Venue / 会場:
YCC / ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター
6-50-1 Honcho, Naka-ku, Yokohama-shi, Kanagawa-ken
神奈川県横浜市中区本町6-50-1
みなとみらい線「馬車道」駅1b出口

主催:
O.F.F. (オーストリア・フリースペース・ファンデーション)
FEC(ファーイースト・コンテンポラリーズ)

共催:
CODED CULTURES(コーデッド・カルチャーズ)
YCC(ヨコハマ・クリエイティブシティー・センター)

後援:
BMUKK

協力:
AOYAMA|MEGURO(青山|目黒)
ARATANIURANO(アラタニウラノ)
MUJIN-TO Production(無人島プロダクション)
Japan Media Arts Festival (文化庁メディア芸術祭)
Weingut Bründlmayer
Weingut Knoll
COEDO

日本オーストリア交流年2009公式事業

2009年10月2日金曜日

横浜:ZAIM FESTA FINALE始まる

来年の3月を以って閉鎖が決まっているZAIMの最後のフェスタが始まりました。私はYCCの展示を担当し、無事に本日オープニングを迎えました。YCCではSHIMURABROS.と播本÷望月の2組のアーティストユニットによる計4点の作品を展示しておりますので、是非お越しください。なお、フェスタは12日までの開催です。

2009年9月30日水曜日

横浜:CODED CULTURESいよいよ開催迫る

9月は本当にばたばたしてしまい、ブログの更新が1ヶ月できずじまいになってしまいました。アート台北が無事に終了し9月2日に台北から東京に戻り、東京フォトのオープニング、越後妻有と駆け足で回った後、9日に上海へ。ShContemporaryと上海で開催中の展覧会を回り、その後12日に北京に移動。レジデンスプロジェクトの準備の後、17日にソウルに入り、KIAF、KIMUSA、HERMESでの展覧会を回り、19日に東京に再び戻って参りました。それぞれの様子はART iTのブログに掲載していますので是非ご覧下さい!(ちょっと登録が面倒くさいですが、現代美術の情報が満載ですのでこの機会に是非ご登録を!)
そして日本に戻ってからは10月14日から横浜にて開催するイベント、CODED CULTURESの準備に大忙しの毎日です。やることはたくさんありますが、今のところ準備は順調で、日本側でお手伝いいただける人も決定、A4のチラシも以下のとおり無事完成、配送作業が始まりました。オープニングレセプションは10月16日の18時からですので、是非お越しください!

2009年8月31日月曜日

台北:アート台北好評です

8月27日から始まったアート台北、金融危機と先日の台風被害、H1N1が影響しているのでしょうか、昨年ほどの盛り上がりはないという声が聞こえるものの、会場はかなり賑わっています。私が担当した展覧会もお蔭様で好評で、インドのムンバイと台北にギャラリーを構えるサクシギャラリーのディレクターからは、「今回のフェアーの中で一番見ごたえがあった展示」とおっしゃっていただけたり、今年から台湾の画廊で唯一バーゼルに参加した誠品画廊のディレクターからは、「今回のアートフェアで開催されているもう一つの展示より低予算なのにも関わらず、展示は100倍良い!」と言っていただけたり。私と同世代のアート関係の人からも「現在当代芸術館で開催している展示より全然クール」とメッセージもらったり。こういう言葉って本当に励みになります。新聞や雑誌からの取材も受けることができ、今回のアート台北の多大なるサポートに感謝、です。
展覧会の簡単な様子をFECのWEBにアップデートしたのでご覧下さい。明日はいよいよ撤収。やっとひと段落、とほっとする反面、ちょっと寂しい気持ちもあります。

2009年8月25日火曜日

横浜:ヨコハマ創造界隈・ウェブマガジン始動

まだ台北からですが、以前ブログにも書きましたように、ヨコハマ創造界隈のウェブマガジンが始動しました。是非ご覧下さい&ご意見、ご感想もいただけると嬉しいです。ちなみに明日からいよいよアート台北での設置が始まります。しばらく忙しい日が続くのかと思うと少しぞっとしますが、今まで悪かった体調もかなり回復したので、頑張ります。

2009年8月21日金曜日

台北:誕生日会、連続

誕生日会が続きました。昨日はYoung Art Taipeiのディレクター、ナターシャの誕生日会、そして今日は現在一緒に仕事しているART TAIPEIのエバさんの従妹の誕生日会でした。
ナターシャの誕生日会には台北で私がお世話になっているアート関係者が勢ぞろいで、楽しいひと時でした。でもいつも思うのは、日本のケーキはやはりおいしいな、ということでしょうか。笑

2009年8月17日月曜日

台北:北京で困った!

8月2日、ソウルから北京に入り、16日に北京から台北に入ったのですが、このブログスポット、現在中国からアクセスできない状態で、北京にいる間、一切ブログを更新できない状態になってしまいました。たぶんウイグル地区での政治的な問題が発生して以降だと思いますが、Facebook、Youtubeなど主要なインターネットメディアが中国からだとアクセスできない状態になっています。中国のサイバー警察、検閲の凄さに改めて脱帽、というよりこのメディアコントロールにかなりの恐怖を感じます。
8月12日に成都で起こったアイウェイウェイ絡みの事件の後も、早速彼関連の記事や彼の運営するサイトは全てシャットアウト、されていました。でもこういう表現への規制は、最終的には無理が生じてくると思うのですが。。台北ではこういった問題は起こらないのでやはりそういう部分ではほっとしますね。

2009年7月31日金曜日

Seoul:今後のお知らせ

昨日からプロジェクトの関係でSeoulに入りました。7月よりART iTが雑誌メディアから完全にオンラインに移動し、またリニューアルオープンしましたが、8月より私も公式ブロガーとして書き込みを開始します。ART iT上ではより現代美術に特化した内容、こちらのブログではより東アジアでの仕事・生活全般、FEC周りのことを書いていきますので、今後ともご支援のほどよろしくお願いします。

2009年7月30日木曜日

横浜:ACYメルマガ開始

横浜でFECがアート活動をするときにいつも大変お世話になっているACY(アーツコミッション・ヨコハマ)が、この秋よりメルマガの配信を開始するのですが、横浜美術館の天野太郎さんや、トラウマリスの住吉智恵さんらと共に、私も1コラム担当することとなり、昨日その打ち合わせがありました。
私は「東アジア、アートに生きる」というタイトルで、東アジアで今まで手がけてきたプロジェクトや、今後手がけるプロジェクトの様子などを書いていく予定です。初回の第一回は、中華圏で仕事をする上での心構え的な内容を書く予定です。配信の詳細がわかりましたらまた情報を掲載します。

2009年7月29日水曜日

東京:宋冬へのインタビュー

MoMAでの展覧会が大好評な宋冬が、東京ワンダーサイトのプログラムに参加するため来日しており、昨日ART iTのインタビューに応じていただきました。編集長の小崎さんと一緒に青山のワンダーサイトに足を運び、お母さんが亡くなられた経緯、展覧会の様子、その他メッセージなどゆっくりと一つ一つの言葉をかみ締めながらお話いただきました。近々インタビューの様子がART iTに掲載される予定ですのでお楽しみください。

2009年7月28日火曜日

横浜:欧州写真交換会

昨日はヨーロッパを一緒に回ったメンバーと久しぶりの再開し、それぞれ撮影した写真を交換したり、滞在中に起こったいろいろなハプニングなどを話したり、オーストリアが舞台の映画、サウンドオブミュージックを鑑賞したり、と楽しく過ごしました。この年になっても、このように集まって楽しく話ができる仲間がいることに、改めて感謝!

2009年7月25日土曜日

東京:アイウェイウェイ展オープニング@森美術館

昨日は森美術館で始まったアイウェイウェイ展のオープニングに足を運びました。彼自身も初となる大規模個展だそうですが、展覧会は正直彼の作品を欧米の美術の文脈に則ってきれいに並べただけのショーケース的な展覧会の構成になっていて、作家らしさがほとんど伝えられておらず、いい印象を持ちませんでした。これでは、彼のより前衛的で危険な活動について、現在北京で彼が開発している草場地の様子など、よりリアルな彼の姿が展覧会を見るだけではまったく伝わりません。
いろいろと考えてみたのですが、もしかしてこの展覧会、作家が美術館の能力を試していたのでは、とも思えます。自分の要求に対し美術館はどう答え、準備するか、そして、どういう空間を構成するか、展覧的には美術館として優等生的な答えを出したのかもしれませんが、作家本人は正直どう思っているか、今までかなり挑戦的で概念的で危険な展覧会を続けてきただけに、作家の本音を知りたいところです。そして、私なりに思うのは、圧倒的にコミュニケーションにかける時間が足りなかったのではないか、ということです。特に中国ではこういったお互いのやり取り、つまりコミュニケーションを重視し、やり取りを重ねれば重ねるほど、作品や展覧会は深みを増し、面白くなっていくと思うのですが、今回はあまりに表面的な構成になっているので、作家らしさはまったく伝わらず、作家と美術館とのやり取りの気薄さが展覧会を通じて感じられてしまいました。
展覧会を準備する、というものはとても難しいことであり、特にアイウェイウェイのようなコンセプチュアルな作家の展覧会を企画するのはそれなりにしっかりと作家に向き合って準備しなければいけない、ということを改めて感じることができました。

2009年7月22日水曜日

台北:Llunc Lin氏との打ち合わせ

昨日は、「日常事変」に作品を出展していただく作家、Llunc Lin氏のスタジオに足を運んできました。スタジオは、台北の北部にあり、一緒にスタジオを運営している二人のメンバーとともに夕食をとった後、スタジオに移動、作品の確認と、現在のアートシーン、メディアアートなどなど、いろいろと話しました。写真向かって一番左がLin氏ですが、彼は大学ではインテリアデザインと音楽を専攻しており、それが今の作品、音楽を奏でるメディアファニチャーの制作にも繋がっています。展覧会には彼の代表作のひとつ「養海」を展示しますのでお楽しみに。

2009年7月18日土曜日

台北:「日常事変」準備着々と

数日前から台北に入り、昨日はアート台北のオフィスにて私が担当する展覧会「日常事変」の打ち合わせをしました。この展覧会は、アート台北が独自にアートフェア期間中に主催する展覧会で、フェア会場内のELA-ASIAコーナー(4x30m)で開催されれます。私は、アート台北のコミッティーチームと日本でのメディア芸術祭を担当しているCG-ARTS協会とともに本展覧会を準備しており、展覧会には日、台、中、韓から計16組のアーティストの作品を出展します。
アートフェア期間中での開催となるため、「展覧会」というよりはショーケース的な見せ方を心がけ、アートフェアに訪れた方に楽しく今の東アジアの現代美術を鑑賞できるよう、日常の断面を切り取り、今の新しい東アジアの現実とクリエイティビティ目撃できるような工夫をしています。空間も、よりゲームセンター的な空間、電気店のショールーム的な空間、シアター的な空間、と美術館ではなく、日常の生活シーンの中で作品を鑑賞できるようにしています。日程は8月28日から9月1日、プレビューは27日の夜6時半からです。是非台北にいらっしゃる機会があればご連絡を!

2009年7月14日火曜日

東京:センヌキ ビール バー

いつも大変お世話になっているコエドビールフラスコ 神楽坂で開催中のイベント、「センヌキ ビール バー」に足を運んできました。
コエドは、「Beer Beautiful」をコンセプトに、ビール本来の豊かな味わいと幅広い楽しみ方を提案するビールブランド。多くのアートプロジェクトにも積極的に支援しています。そんなビールを愛する6名のデザイナーたちが、「缶をプシュッと開けるより、栓をシュポッと開けるほうがワクワクする。テーブルに缶が並ぶより、ビンが並んだ眺めのほうがいい」という感性と創作意欲から生まれた個性豊かなセンヌキが展示され、実際にコエドの王冠を開栓して試し、気に入ったセンヌキが見つかれば、そのまま購入することもできるというイベントになっていました。
またフードメニューは、気鋭の3組の料理家が交代で担当し、コエド5銘柄に合わせ工夫を凝らしたスペシャルメニューが用意され、私もいくつか食べてみましたがかなり美味でした。
おいしいビールに食事、美しいデザイン、ゆったりと流れる時間、贅沢なひと時となりました。

2009年7月12日日曜日

東京:八木良太さんワークショップ@府中市美術館

昨日は、久しぶりに美術館の「ワークショップ」なるものに参加してみました。横浜美術館の木村さんが、府中市美術館で開催される八木さんのワークショップ情報をゲットし、アーティストの金氏さんと一緒に足を運びました。このワークショップは、同美術館で開催中のブラウン社において長年数多くの製品をデザイン・監修、多くのレコードプレーヤーのデザインを手がけたディーター・ラムスの展覧会の関連イベントとして企画されたものです。ハンガーと糸を使った音を楽しむ実験から始まり、その後、レコードを皆で思い思いに切り刻み、最後はそれらを大ホールでつなぎ合わせ、ひとつの大きなサーキットをつくりました。最後にはこんな感じでレコードを再生するための車を走らせ、盛り上がりました!

久しぶりに子供と一緒に作業したり、夢中になって手を動かしたり、ワークショップって改めていいなぁ、と思った1日でした。こういったワークショップベースの展覧会、というのもとても面白いのではないかと思い、いつか実現できればいいなと。

2009年7月8日水曜日

横浜:ミーティングの嵐

8月末に台北で開催する展覧会「日常事変」、10月に横浜で開催するイベント「Coded Cultures」の準備で今回日本にいる間は打ち合わせの嵐です。。でもいろいろな作家に合って作品の話をしたりしながら、展覧会やイベントの準備をするのはとてもやりがいがあり、とにかく頑張る次第です。

2009年7月1日水曜日

東京:ART iT ASIA正式始動!

今までの雑誌メディアから心機一転、7月からART iTは完全ウェブサイトメディアに移行しました。アドレスは、http://www.art-it.asia/です。雑誌機能が全てオンライン化された他、アートのキーマンの公式ブログ、アートを取り巻く産業で活躍する団体が情報を発信するパートナー、そしてミクシやフェイスブックなどに代表されるSNSのアート版というべき新機能が詰まったサイトとなっております。是非ご活用くださいませ。
また、私も近々ART iTでもブログを書き始める予定ですので、今後とも末永くご支援のほどよろしくお願いします。

2009年6月28日日曜日

東京:にんげんていいな@山本現代

アートからしばらく離れ、日本に戻り、そして昨日は久しぶりに白金に集結したギャラリーの共同オープニングに足を運んできました。その中でもかなり凄かったのが、山本現代で始まった、チン↑ポムの「にんげんていいな」展。このプロジェクトはチン↑ポムと無人島プロダクション漂流企画として、いろいろな画廊に漂着して展覧会をするもので、「山本現代といえば彫刻でしょ、チン↑ポムとしても彫刻を発表したい!」という欲望から今回の展示となったようです。「宅呑み」で飲み散らかしたパーティーの情景が、食品サンプルによって見事に再現され、一種の彫刻としてギャラリーに展示されています。「食品サンプルの職人さんも、壊れたケーキを作る仕事は今までなかったらしく、非常に楽しんで仕事を引き受けてくれた」、とか「以外にチン↑ポムさんって、展示が細かくて見直した」なんていうギャラリストのコメントも聞け、非常に充実した時間となりました。是非お見逃しなく!
ちなみにこの後、友人とまた飲みすぎてしまい、今かなり二日酔いモード。。とほほ。

2009年6月25日木曜日

NewYork:Waste Not@MoMA

私が北京東京芸術工程にて働いていた、2005年に携わらせていただいたプロジェクト「Waste Not/物其尽用」がMoMAに巡回し、6月24日無事にオープニングを迎えたそうです。私は現地には足を運ぶことは出来ませんでしたが、非常に注目されている展覧会のようで、まるで自分のことのように嬉しいです。展覧会の様子は東京画廊のブログサイトを是非ご覧下さい。
写真は私が2005年に開催された展覧会の時の様子。北京でもとても注目された展覧会でしたが、これがまさかNYまで羽ばたくとは!展覧会は9月7日までですので是非NYにいらっしゃる方、Do not miss it!

2009年6月23日火曜日

Barcelona:ガウディーと新しいクリエイティビティがぶつかり合う芸術都市

初めてのバルセロナ。オリンピックを通じたバルセロナの発展ぶりは凄く、アーティストも、まずベルリンへ、その後バルセロナに移っている、といわれるほど、ヨーロッパの中でもベルリンとともにクリエイティブが元気な街です。有名なガウディの建築が街中に点在し、歩いてビーチにも行け、交通機関も便利、カンペールなどのいい感じのお店もたくさん(カンペールが運営するホテルが現代美術館の近くにあってかなりクール)、とても明るく開放的な雰囲気な街です。
今回は初めての訪問、かつ時間も短かったのであまり満喫できませんでしたが、しっかりガウディは抑え、カンペールの靴も買ってきました。

2009年6月21日日曜日

Alcoy:夏の別荘

フィンランドのNOKIAで働いていたとき(もうかれこれ約10年)からのスペインの親友を訪ね、早速その友人の夏の別荘にお邪魔させてもらいました。友人の故郷はアルコイという街(写真はその街のしっとりとした夜の様子)で、その郊外にその家族の夏の別荘があります。友人が日本や中国に遊びに来たことはあったのですが、自分がスペインに行くのは初めて。そして早速こんな素敵な夏の別荘に連れてきてもらえるとは、と感動してしまいました。
アルコイは、毎年4月末に開催される「アラブ人とキリスト教徒の祭り」で有名で、私の友人も小さいころその代表に選ばれ、そのときの写真がおうちにもしっかり飾られていました。どうやらお母さんの自慢のようでした。笑
アルコイで少しゆっくりした後、バレンシアなどを経由してバルセロナに向かいます。

2009年6月18日木曜日

Treviso:ファブリカ(ベネトン財団)へ

今日はエリカさんが働く雑誌COLORSのオフィスがあるベネトンのコミュニケーションリサーチセンター、ファブリカにお邪魔させていただきました。この建物は安藤さんが手がけたことでも有名ですが、思いのほかスケールが小さくてそれが逆に心地がよく、とても良い空間でした。
本当は皆で揃っての訪問を予定しましたが、一緒に旅をしていたゆかさんが体調を壊し、急遽ベニスで入院となってしまったため、私たちの工程も変更し、私も急遽エリカさんのところに泊まらせてもらい、その翌日に未だ元気な旅の仲間2名とともに訪問。この近くのローカルのレストランで食べたボンゴレビアンゴのパスタが絶品で今でもその味を忘れれられません。。

2009年6月15日月曜日

Venice:ビエンナーレ

まさか前回から連続して来れるとは思っていませんでしたが、ビエンナーレ、再び来てしまいました。今回は金獅子賞を獲得したブルース・ナウマン(メイン会場のほか、市内2箇所でも開催)が前面に出た感のあるビエンナーレでしたが、メイン会場ではないところで開催されていた、インフィニティ、シンガポール館、ウクライナ館などがなかなか見ごたえがありました。メイン会場はそこまで見ごたえのあるものはありませんでしたが、こまごまとした作品よりも、空間全体を使ったインスタレーションや映像が多かったことがとても印象的でした。メイン会場では、カナダ館とオーストラリア館がどちらも映像でしたが結構見ごたえがありました。
期待していったピノー財団の美術館は正直いまいち。安藤さんの手がけた空間も建築とあまりマッチしていない感じがあったし、コレクションも私好みではありませんでした。
ベニス滞在中は現地で活躍されているグラスアーティストの三嶋さんの素敵なスタジオにもお邪魔することが出来たり、北京にいたときにとても仲良しだったイタリア人の友人エリカさんと再会できたりで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

2009年6月14日日曜日

Sirmione:優雅な湖上リゾート

ミラノでは朝早く起き、午前中はミラノでちょっとショッピング(不況の影響か、軒並み50%オフでかなり感動)、午後からブレシアに移動し、志村さんが展示を予定しているスペースを一緒に視察、作品のお渡しと打ち合わせを終えた後、ミラノとベニスに行く途中にある、ガルーダ湖に浮かぶように位置するリゾート地、シルミオーネに滞在しました。
このシルミオーネは耳に効く温泉が出ることでも有名。ブルーチーズのピザと海鮮パスタが絶品だったレストランでの食事を終えた後、源泉が湧き出る(:噂によると、勝手に温泉に入れるらしい)スポットを探しに夜11時過ぎからシルミオーネを散策。そしてそして、温泉口を発見!早速石で温泉場をつくり、湖の冷たい水とうまく掛け合わせて即席秘境温泉をイタリアで楽しんでしまいました。執念が実ったというか、イタリアの星空とガルーダの細波とをかみ締めながら、時々現れるイタリア人カップル(デートコースらしい)からの視線も気にせず30分以上優雅に楽しんでしまいました。
旅の疲れもすっかり吹き飛び、温泉って素晴らしい、とまたまた思ってしまうのでした。そして朝、すがすがしく起床。今日は一路ベニスに向かいます。

2009年6月12日金曜日

Bern→Milan:アルプス山越え

今日は今回の旅行のハイライト、アルプス山越えです。朝早くにバーゼルを出発、世界遺産の街ベルンを経由し、グリンデルワルドなども寄り道しながら、車でぐんぐんアルプスに向かいました。標高が高くなるにつれ、どんどん気温が下がり、雪が残り、頂上付近は、グレーの岩肌、白い雪、淡い青色の湖、ぽつぽつそびえる巨大な鉄塔(:岩崎貴弘さんの作品の風景がふと浮かびました)、宇宙船のようなホテル、など、まるで地球上にいないような、不思議な錯覚に陥りました。動画は山越え最中に通った、雪中を突き進んでいるところ。そこまで山越えは大変じゃないと思っていましたが、やはりかなりなものです。そして山を越えたらもうイタリアの暖かい風が。ミラノに行く途中にある世界遺産、ネリンツォーナの3つの古城をに寄り、高級リゾートのルガーノやコモを経由し、一路ミラノを目指しました。ミラノに着いたらすっかり夜遅く、かつホテルがダブルブッキングで移動、なんてこともありましたがどうにか無事にベッドにつきました。

2009年6月10日水曜日

Basel:アートフェア

二年ぶりのバーゼル。快晴!今年は入り口に黒の十字架でした。この作品に象徴されるように、今回はアンリミテッドも含め、地味な感じでしたが、全体的に賑わいは2年前にきた時とあまり変わらない気がして、金融危機の影響もヨーロッパの上の階級にはあまりなさそうに感じました。
東京、北京、台北の知り合いにもにたくさん再開し、また今年評判のベニスのシンガポール館の出展作家、Ming Wongさんにも会えたり、チェコやブラジルの若手作家の作品にも出会えたり、で充実した滞在になりました。ひとつ心残りは、関連プログラムとして開催された売れっ子現代作家が勢ぞろいしたショーで、それがとても評判が高く(:入場料はだいたい3万円位だそう)、でもスケジュール的に見にいけなかったことです。。

2009年6月9日火曜日

Neuschwanstein:夢と妄想の城

バーゼルアートフェアに向かう途中、ディズニーランドのお城のモデルにもなっている、ノイシュヴァンシュタイン城に寄り道してしまいました。
この城はルートヴィヒ2世が亡くなった1886年まで建設が進められ、ルードヴィヒ2世の夢と妄想が詰まっていてとてもロマンチック。(ちなみに、この城はロマンチック街道の終点だったりもします。)ちなみに、ルートヴィヒ2世はワーグナーの創作する劇を大支援して、かれを幾度もこの城に招待したそうなので、そのワーグナーへの恋心の集大成的なお城とも感じました。やはりこの位「いっている」ものは、お城でもアートでも素晴らしく、人を引き付けます。

2009年6月7日日曜日

Graz:世界遺産の都

LinzからGrazへ移動。Graz はオーストリア第二の都市で、旧市街は街自体が世界遺産になっている美しい街です。Grazには青いなまこのような、現代的な建築の文化ホールがあるのでも有名ですが、そこをゆっくり散策してきました。驚いたのが、町の中央を流れる急流に浮かぶレストラン。凄い構造です。落ち着いて食事ができるのかな、とも思いながらも、私は今回一人だったのでそこでの食事は体験しませんでしたが、もっと暑くなればはかなり涼しく快適な中での食事を体験できるのでしょう。

2009年6月5日金曜日

Linz:アルスエレクトロニカとHOHENRAUSCH展

Coded Culturesのオープニングでばったり再開した小川さんを訪ね、Linzまで足を運んできました。小川さんはSFCの同級生で、現在はメディアアートの聖地、アルスエレクトロニカセンターで働いています。私は彼がまさかここで働いているとは露知らず、約8年ぶりの再会に驚き、そして今年ヨーロッパにおける文化首都であるLinzに是非、ということで足を運ぶことにしました。

Linzでは彼の働くアルスエレクトロニカセンターを一通り案内してもらい、また現在開催中の、屋上を使った展覧会「HOHENRAUSCH」展にも足を運びました。映像はこの展覧会に設置されている観覧車からの映像。遊園地によくいそうな名物おじさんが観覧車のインストラクションをしている感じがなんともゆるくて素敵。展覧会は、周囲の建物の屋上に張り巡らされた通路をたどりながら、作品を鑑賞するのですが、これがまるで遊園地に遊びに来ているような錯覚を覚え、アートに精通してなくても、大人から子供まで楽しめる工夫がされていてとてもいい展覧会でした。ちょうど鑑賞日の前日に近くで火災があり、一部の建物が出入り禁止となってしまったため、全ての作品を鑑賞することができず、ちょっと残念でしたが、天気もよく素晴らしい1日となりました。

2009年6月3日水曜日

Baden:オーストリアの温泉へ

どこでも温泉欲が沸いてしまう私。今日はCoded Culturesの日本人アーティストチームとオーストリア人の友人のフィリップさんと一緒にバーデンまで温泉に浸かりに行ってきました。ここは大型の温泉プールのようになっていて、水着でまるでプールで遊ぶような感じで温泉に浸かることができます。そして奥には全裸、混浴のサウナルームがあり、ちょっと驚き。
久しぶりの温泉にあまりにも嬉しくて、ちょっとお風呂に入りすぎたようで若干湯あたりな感じです。あと、写真を撮ってくるのも忘れてしまいました。
なので、というのもなんなんですが、前日ウィーンで開催された、毛利さんと梅田さんとライブパフォーマンス後の様子をのせてみました。温泉と関係なくてすいません。ライブパフォーマンスに間に合わなくて、その後のお疲れ様、的な感じのところからの参加となってしまいましたが、こんなまったりした空間がウィーンにはたくさんあって、かつ若い人が元気に活躍している感じが素晴らしいです。

2009年6月1日月曜日

Wein:Pecha Kucha Night

昨日はCoded Cutluresの最終日で、イベント終了後はパーティーで盛り上がりました。私はアーティストのSHIMURABROS.とサウンドアーティストまもるさんと共に、パーティーの最初のプログラム、ペチャクチャナイトに参加することに。日本でも参加したことがないこのイベントにまさかウィーンで参加することになるとは!
そんな大きなイベントではないであろうと思っていたら、凄い人の数。普段でも500人くらい集まるらしいのですが、今回は750人集まってしまったらしく、正直Coded Culuresのシンポジウムより緊張しました。話を聞くと、ペチャクチャナイトはウィーンでも人気のイベントのひとつで、ウィーンに住む多くのクリエイティブが集うイベントのようです。写真は中国人アーティストの劉小東と共に取り組んだ日本での作品滞在制作プロジェクトを紹介している場面で、私の温泉入浴シーンの写真を人前にさらしてしまいました。笑
20枚のスライドを各20秒ずつ、私が今まで中国、韓国、そして日本でやってきたプロジェクトを紹介したのですが、テーマ的にはこちらの会場に合っていたようで、結構盛り上がりました。よかった。
その後は朝までイベントが続いて続いて、皆でイベントの成功を祝い、飲んで踊って、朝寝坊。これからお昼ご飯を食べに行きます。ウィーンはのんびりして逆に仕事がはかどります。

2009年5月31日日曜日

Wien:プレゼンテーションズ、終了

昨日無事にCoded Cultureでの私担当のトークイベントが終了、ちょっと一息ついています。参加者の多くが研究者やメディアアート関連の方でちょっと私のプロジェクトとは方向が違う気もしましたが、なるべく接点を作れるようにプレゼンを工夫してがんばりました。
ちなみに27日のオープニングには大学院時代の同級生で今はリンツのアルスエレクトロニカに勤務し、活躍中の小川君と本当に凄く久しぶりに会ったり、関連プログラムを一緒に準備しているメディア芸術祭の細川さんと一緒だったり、昨年のアートアンドホームコレクションで作品を提供してくれたウィーン出身の中国人アーティストJunYanさんに会ったりと、ウィーンにいるような東京にいるような、台北にいるような、そんな錯覚を覚えました。世界は狭い。

2009年5月27日水曜日

Wien:Coded Cultures開始!

昨日、家族旅行以来10年ぶりにウィーンに入りました。以前は観光地しか回らなかったので日常生活の印象はあまりないのですが、正直、ウィーンはなんとなくのほほんとした田舎町、といった感じで、長く生活するは結構退屈なのでは、と感じてしまいました。
そして今日からいよいよGeorgが頑張って準備してきたCoded Culturesのイベントが始まりました。写真はプレス発表のときの様子。難しい展示空間を上手に使い、参加作家のそれぞれ作品も、展示デザインも非常に素晴らく、オーガナイザーのセンスが光る展覧会ですので、是非ウィーンにお越しの際は足を運んでみてください。私は30日にSHIMURABROS.さんと一緒にトークショウに参加します。
また、本展は10月に横浜にも巡回するのでお楽しみに。
この後いよいよオープニングイベントが7時から始まります。夜遅くまで盛り上がりそうです~

2009年5月25日月曜日

東京:東芝同期結婚式

昨日は東芝同期の結婚式の二次会に参加するため白金台へ。久しぶりに同期と再開したのですが、夫婦や子連れでの参加や、部署や仕事の内容がダイナミックに変わるなど、時の流れを感じました。ご結婚おめでとうございました!末永くお幸せに。
明日からヨーロッパで、滞在中にレンタカーを借りて周遊を予定しているので今から国際免許を取りに行ってまいります。

2009年5月23日土曜日

横浜:金氏展トークショウ&サイン会

今日は横浜美術館で絶賛開催中の金氏徹平さんの展覧会の最後の週末。オープニングからだいぶ変わっている展示風景とサイン会に参加するため足を運びました。展示もだいぶ進化していたし、無造作に並んでいた作品の材料が鮮やかに積みあがって新しい作品となっていたり、でまた違った展覧会を楽しめました。
そしてトークショウには多くの人が詰め掛け、金氏さんと学芸員の木村さんのキャッチボールに熱心に耳を傾けていました。その後のサイン会は、金氏さんがカタログ1冊1冊に丁寧に白地図をコラージュしていくというとても贅沢なもので、あっという間に閉館時間をむかえてしまいました。
ちなみに、金氏さんと横浜元町のスタージュエリーとのコラボレーションアクセサリーが横浜美術館で販売されているのですが、それがなかなか素晴らしい。限定30で価格は2万円しません。私も勢いで買ってしまいましたが、もうあと残りは10しかないそうなので興味のある方は美術館へ急げ!
美術館であっという間に時間が過ぎてしまったので、都内の用事は断念し、近場で作家らと共にディナーとなったのですが、この日も中華。でも飽きません。もう中国人か。

2009年5月22日金曜日

東京:ウィンターガーデン@原美術館

台北から帰国して早々、原美術館で始まったウィンターガーデン展のオープニングに足を運びました。この展覧会に氷のレコードの作品を作る八木良太さんが参加されていて、実際に氷から流れる音も聴くことができましたし、一つ私が実現したいと思っているプロジェクトのお話も直接作家とすることができました。
原美術館は毎回思うのですがとても空間がいい美術館ですよね。ただし、今回の展覧会自体は正直。。。ですが。
その後五反田に移動して夕食。台湾から帰国して早々なのに中華を楽しんでしまいました。たぶん味覚がだいぶ変わってしまったのでしょうか、飽きることなくすんなり食べれてしまいました。

2009年5月19日火曜日

台北:気功おじさん

今日は青木さんに連れられて気功師のところに足を運びました。青木さんの出っ歯を引っ込めたということでかなり期待に胸を膨らませて参りましたが、本当に凄くて参りました。
治療時間はたったの10分。しかしながらなんとなくわずらっていた頭痛、肩と右腰の痛みが全てすっとんでいってしまいました。本当に凄いです。ほとんど私の体に触らず、一部重要な筋(脇と足の付け根など)をきゅっと刺激を加えるだけ。交通事故の方や腕が上がらなくなったおじいさん、ダイエットしたい女性までいろいろな人が通っているそうです。青木さんは出っ歯を治したいということで歯に気を流してもらってましたが、本当に出っ歯が引っ込んで驚きました。私の目の前で!です。
ちなみに価格は1000元だから3000円くらい。試す前は正直10分でこの金額は多少高いと思っていましたが、1時間マッサージするよりも効果は大。最後に不思議な液体を渡されるのですが、それは家に帰って寝る前に体をきれいにした後にかぶりなさい、と言われます。
この気功の後、私はヤングアート台北チームとの打ち上げのカラオケパーティーに参加しわいわい楽しく歌ってきました。日本で練習した中国の歌も無事に歌い上げられました。ほっと一安心。
そして自宅に戻りこの液体を試した見たら、本当に不思議、液体を浴びた後全身にびりびりっと刺激が走り、体がすっきりしただけでなく、口の中の口内炎が消えてしまいました。おそるべし気功パワー。この気功師は本当に私の貴公子です。脱帽。

2009年5月18日月曜日

台北:屋台おにぎりや

香港から戻り、今日は台北で台湾一人観光局を頑張っている青木由香さんが毎朝師範大学前で出しているおにぎり屋台に行きました。おにぎりの他、サンドウィッチ、シフォンケーキを販売していますが、どれも研究に研究を重ねた逸品。おにぎりのご飯もぱさぱさな台湾米を使っているとは思えません。シフォンケーキもおいしさのあまりケータリングを頼まれることもある、とか。
屋台は平日の朝から11時まで出ていますので是非逸品をトライしてみて下さい。ちなみに写真は左から青木さんとおにぎりパートナー、そしてそのお父さん(たまたま来ていた)です。ちなみに明日は近所の気功師のところに連れて行ってもらえることになり、かなり楽しみ♪

2009年5月15日金曜日

香港:ART HK

13日にオープニングだったアート香港。さすがに欧米とアジアの接点であるだけにお客さんも、参加画廊も、国際色豊か。そして市場もコレクターも大きい香港なだけに、この豚インフルエンザと不況の中、お客さんは若干少なかったようですが、売り上げはかなり順調だったようで、多くの参加画廊も売れ行きはまずまず~結構よかった、というコメントでした。ホワイトキューブやガゴーシャンといった欧米の一流画廊から、パキスタンやインドネシア、フィリピンなどの東南アジアの小さな画廊、そして香港や日本の新鋭若手画廊、と参加画廊のバランスもよく、+売り上げも良く、アクセスもしやすく、無税な香港のアートフェアは、今後アジアのハブとしてのアートフェアの地位を築いていくと改めて感じました。写真は午後一番の人が少ない時間帯に撮影しましたが、夕方以降の人の入りと盛り上がりは凄かったです。
今回の香港では日本や台湾からの参加画廊の方々やコレクターの方々と楽しく食事もでき、ショッピングも、マッサージも満喫、これから夜の便で台北に戻ります。国内移動の気分で香港にこれるのはいいですねー。

2009年5月14日木曜日

香港:なんとグランドハイアット!

ヤングアート台北が大盛況のうちに無事に終了し、アートフェア実行委員会の方より頑張ったお礼として香港のフェアに一緒に来てみないか?ホテル代は出してあげるよ。と言われたので、速攻返事、香港に来てしまいました。台北から香港は本当に近くて1時間半ちょっと、飛行機のチケットも2万円ちょっとで来れてしまいます。

そしてなんとなんと宿泊したのはアート香港会場のコンベンションセンター隣のグランドハイアット。こんなところはもう一生泊まれないと思い、とことん満喫しています。朝食もおいしいし、プールも素敵です。映像は部屋からの景色。香港島から九龍に続く景色で、興奮しながらの撮影です。本当に一等地。中華系の人はこういった熱い繋がりがあるから素敵ですよね。来年も頑張らないと。

というわけで、来年も引き続きヤングアート台北の顧問として頑張ることになりましたので、引き続きご支援、ご指導のほど、よろしくお願いします。

2009年5月12日火曜日

台北:JSPで朝食を

台北には素敵な朝食屋があります。その名はJSP。朝食屋のチェーン店で市内にたくさんあり、私が台北で滞在しているところの近くにもあり、愛用しています。日本で言う、ドトール、ヴィドフランス、といった感じでしょうか。
何が言いかというと、ずばり「早いの、うまいの、安いの」。朝の忙しい上班族(ビジネスマン)のニーズに答え、熱々のおいしい食べ物を早く安く出してくれます。例えば、私が良く食べるのは、鉄板で焼きたての卵とハムにみじん切りのきゅうりが入っているサンドウィッチ。パンもトーストしたてで熱々で、それをミルクティー(寒いときは熱、熱いときは冷、常温もいける)と一緒に食べて、45元=150円弱。ドトールのミラノサンドセット(:日本でよく食べています)より、安くておいしいので、もう台湾は本当にたまりません。

2009年5月11日月曜日

台北:Young Art Taipei盛況のうち終了

Young Art Taipei、無事に終了しました!多少のばらつきはあるももの、多くの参加画廊が作品を順調に売りあげることができたようで、フェア実行委員会もその成功をお祝いしました。来年も継続参加したいとおっしゃっていただく画廊も多く、また今年参加できなかった画廊も来年は是非、とお話をいただけたりで、このフェアが東アジアの新しいアートシーンを創っていけるよう、来年の開催に向けて早速頑張って準備していきたいと思います。
写真はメディアブースの様子。ART iTも多くの台湾の方に見ていただき、また購入いただくことができました。

2009年5月7日木曜日

台北:Young Art Taipei始まる!

いよいよ始まりました、Young Art Taipei。写真のように、かなり大型のちょっと古めな感じがまたかっこいい台北中心部にある王朝大飯店の15階が会場です。中華圏初のホテル型アートフェアですが、参加画廊は台湾、日本、韓国、中国から計42、6日のプレビューだけで1000万台湾ドル以上を売り上げ、30以上のメディア取材を受け、本当に盛況でした。日本からも14画廊が参加した他、ART @ AGNES、ART OSAKA、101 Tokyoの関係者も初日に勢揃い。
このフェアは、金融危機の影響が比較的少ないとされる台湾のアート市場を裏付け、また台湾が日本の現代美術を支える柱の一つとなっていることを改めて感じさせてくれました。

2009年5月3日日曜日

台北:101からの夜景

土曜日から私の友人とその親戚が揃って台北に観光にいらっしゃり、私もそれに便乗し久しぶりに台北観光をしました。そして今まで昼間しかあがったことがなかった101に暗くなってから乗り込み、天気も幸いし、屋上も開放していたのできれいな台北の夜景を満喫することができました。ちょうど夕食のころに上がったので混雑はなかったのですが、観覧の後入り口を見ると長蛇の列。運がよかったです。その前後には四川料理に牛肉麺、そして台湾ビールと食い倒れ飲み倒れ。夜中も友人の飲み会に合流し、なかなか粋なおでんやさんで日本酒イッキしすぎたら、久しぶりに記憶が飛ぶまで飲んでしまいました。。今日はまだお酒が残っているので家で休養します。。汗

2009年5月2日土曜日

台北:トーク@学学

昨日はXue Xue(学学) Instituteでのトークイベント。これはYoung Art TaipeiがXue Xueと共同で企画している関連プログラムで、初日の昨日は私が東アジアのアート市場について、今日は新苑のディレクターの張さんが台湾のアートシーンについて、来週のフェア期間中には三潴さんが日本のアートシーンについて、Platform Chinaの孫さんが中国のアートシーンについてそれぞれ語ります。
2時間中国語で、というかなりハードなイベントでしたが、通訳の人を準備いただいたものの、全体の約8割は(つたないですが)中国語でトークすることができました!
このXue Xueという建物はとてもすばらしく、一階は多目的スペース、二階はレストラン、三階に教室、四階にギャラリー、そして最上階の眺めのいいフロアにオフィスと近代的ですばらしい文化施設です。
台湾はコレクターにしても、学生にしても、とても熱心にトークに耳を傾け、質問も具体的なものが多く、活発で非常に有意義な時間となりました。

2009年4月27日月曜日

台北:Young Art Taipeiの関連トークイベント

Young Art Taipeiの準備は着々と進んでいます。先日、アートフェアをサポートする学生ボランティアへの説明会が開催され、今回私はフェアの日本顧問として関わっているためこの説明会に参加、ボランティアの中で日本語の通訳を担当する人の日本語の能力をチェックするなど、協力しています。
ボランティアの人に、「日本人にはまったく見えない」と言われまくっていて完全に中華化してしまっているようですが。汗
ちなみに、5月1日にはXueXue Instituteという台北でも有名な民間の文化教育プログラムのレクチャラーとして、東アジアの現代美術の状況を説明する予定です。
http://www.xuexue.tw/events/package/20090416_yat.html
2時間中国語でのプレゼン、というかなりハードなものなので今頑張って準備していますが、頑張ります。

2009年4月25日土曜日

北京→台北:中国国際航空にて

今回の北京から台北への移動は中国国際航空でした。この航空会社は中国のフラグシップエアラインで、安全性はお墨付きなのですが、サービスが悪いので有名です。
ですが、今回のスチュワーデスはかなりサービスの態度が良い。ホスピタリティの意識が高い台湾に対し、大陸も負けていないことをアピールするためか、もしかすると第一線のスチュワーデスを揃えているのかもしれません。食事は相変わらずでしたが。笑
ちなみに飛行機は満席で、大陸から台湾への観光客が現在どんどん増えていることを感じました。ちなみに、中国から台湾への観光客は現在1日3000人、だそうです。台湾のテレビでも毎日のように中国からの観光客のニュースが流れ、クオリティの高い観光バスが不足しているようです。
そんな観光ブームの中、ビルのクレーンが落下し、下に待機していた広州からの観光客が乗っているバスの上を直撃、3名の死亡者が出る惨事がありました。この事件が今後に大きな影響を与えなければ、とちょっと心配です。

2009年4月23日木曜日

北京:中央美術学院美術館

やっと足を運ぶことができました、中央美術学院美術館。磯崎新氏が設計した美術館です。以前、草場地の韓之演芸術空間で働いていたLuoJiaaさんが、こちらに職場を移したこともあって、早速中を案内してもらいました。空間はすばらしい。たぶん中国一と言ってもいいような、空間の贅沢な美術館です。ただ、壁が全て曲線なので相当展覧会はしにくそう。
また、現在の展示内容は、というと。。。今ナムジュンパイクの個展を開催中ですが、中国のコレクターから頑張ってかき集めました、といった感じでちょっと残念です。他の展示もいまいちで、空間がいいだけに今後頑張ってもらいたいです。
Luoさんにも今後の予定を尋ねたのですが、今後1年はスケジュールが一杯、とのこと。クオリティの高い展覧会を積極的に開催してもらいたいものです。

2009年4月22日水曜日

北京:黒橋楽園へ

今日は今回の北京での映像系のリサーチをする中で多くの方に推薦いただいたSunXunのスタジオへ。中国美術学院(杭州)で活動を続けていた作家ですが、今年の1月に北京に拠点を移し、彼が解説したばかりのアニメーションスタジオに足を運びました。
スタジオにはアニメーションの制作スタジオ、映像室、図書室などがあり、ひとつの新しいアートセンターの佇まい。2年前に横浜にて滞在制作をした遅鵬と同様の1980年生まれの作家ですが、若いですがとてもしっかりしていて、大物になる風格。作品や今までの展示の様子、作家の意見などをゆっくり伺っていたらあっという間に3時間経ってしまいました。ちなみに、黒橋楽園とは、このスタジオがある芸術区(アーティストビレッジ)の黒橋芸術区の中でも異端な感じの彼らの地区の俗称で、SunXun自ら名乗っている名称です。笑

2009年4月20日月曜日

北京:再びarrow factoryへ

今日は横浜に2ヶ月滞在制作をしたばかりのWang WeiさんとRaniaさんが中心となって運営しているarrow factoryに再び足を運びました。現在は前回のヴェニスビエンナーレの中国館に参加したKanXuanの新作を展示しています。写真中央が作品の解説をしている作家です。横浜国際映像祭のために視察にいらしている住友さんと足を運んだのですが、ちょうどばったり福岡アジア美術館チームと再開。また、美麗新世界で大活躍した李詩さんも合流、ちょうど夕暮れだったので皆で北京ダックを食べに向かいました。

2009年4月18日土曜日

北京:超級中国!

昨日はCIGEでの仕事の後、UCCAに足を運び、Navin Rawanchaikulの超級中国(Super China)!展に足を運んできました。Navinの中国での新作(写真奥にある横長作品)は有名な中国人作家がかなりしっかりカバーされ描かれていてかなり圧巻です!お見逃しなく。
そして久しぶりにSnejanaとも再開、夜はこれまた3年ぶりくらいに再会したイタリアの友人らと食事、飲み、そしてクラブへ。。この日は他にもSOKAや東京画廊でそれぞれ日系の展覧会が目白押しで全て回ることができませんでした。。北京での時間はあっという間に経ってしまいます。

2009年4月15日水曜日

北京:CIGE始まる

ART iTとして今年で3回目の参加となるCIGE。メディアブースはこんな感じで、期間中は常に常駐しています。やはり予想通り参加画廊のレベルが低く、今年はかなり低迷していることを感じます。この後すぐにART Beijingが始まりますが、北京の中での足の引っ張り合いを速くやめないと、共倒れしてしまう気がして心配です、正直。

2009年4月11日土曜日

Seoul:フリーマーケット

父が先に日本に帰国後、私はソウルの友人と合流、週末一緒にフリマに出かけてみました。ソウルの中でもかなりとんがったデザイン関係の友人がそれぞれのもちものを持ち寄って開催されたこのフリマはお宝がたくさん。私もついついトレンチコートを買ってしまいました。価格は20,000ウォン!1500円でとてもいい買い物ができて大満足でした。
そして夜は貝鍋屋さんへ。 山盛りの牡蠣、ホタテ、ハマグリが入ったお鍋にまたまた大満足。あまりに至福過ぎてチャミスルを飲み過ぎてしまいました。貝満載のお鍋に今でも写真を見るだけでよだれが出ます。

2009年4月9日木曜日

Seoul:スリル満点板門店へ

横浜でのプロジェクトが落ち着き、次の北京での仕事の間、久しぶりに父とともにソウルに。ソウルでは王道的観光をしたことがないだけに、今回は観光ツアーに積極的に参加してみました。そして今日はスリル満点板門店ツアーに。北朝鮮を目前にかなり緊張でしたが、以外に多くの場所で撮影が許可されていて、良く見る光景をカメラに収めることができました。後から聞いたのですが、板門店は一般の韓国人は入れないところのよう、このご時勢で貴重な経験ができました。やはり一度は来てみるところです。

2009年4月5日日曜日

横浜:Coded Culture Office Party2

東京でのイベントがずっと続きましたが、今日は横浜のCoded Culture Officeでキュレーターの意見交換会を開催、その後オーストリアと日本の作家と共に食事とお酒を楽しみました。AITのロジャーさん、MIACAの長谷川さんが参加され、皆でそれぞれの経緯や意見を交換、とても有意義な時間となりました。ちなみに写真は昨日新宿御苑で花見をした時に撮影しました。天気はよく、桜も満開、大勢の人でにぎわう中、気の知れた友達と宴会をしました。

2009年4月3日金曜日

東京:万華鏡の視覚

今日は森美術館で始まった展覧会「万華鏡の視覚」のオープニングに足を運びました。これはオーストリア日本2009のプロジェクトの一環で、前衛的なティッセン・ボルネミッサ現代美術財団のコレクションを展示しています。この財団は、ハプスブルグ家の末裔、フランチェスカ・フォン・ハプスブルク氏によって2002年に設立され、絵画、写真、インスタレーション、ビデオなど、リサーチに基づいたプロジェクトやサイトスペシフィックな作品の収集や、パフォーマンス等様々な形式の制作を支援など、多様化する現代美術の動きに密着した活動を行い、現在そのコレクション数は450 点以上にもなるそうです。
今年は、オーストリア日本年のプロジェクトがいくつか予定されていますが、その一つのCoded CutureプログラムにFECも参加し、5月末にはオーストリアのウィーンで、10月中旬には日本の横浜で、メディアートを中心としたアートイベントを開催しますのでお楽しみに。

2009年4月2日木曜日

東京:アートフェア東京始まる

今日からアートフェア東京が始まりました。今年は昨年より参加画廊が30以上増え、フォーラムのほか、TOKIAにも会場を拡張、コンテンポラリーの新鋭画廊が勢ぞろい。日本のほか、台湾、韓国、中国(上海)からもギャラリーやメディアが参加し盛り上がりました。金融危機の影響か、韓国人や中国(大陸)人はほとんど見られませんでしたが、台湾人は結構来日しており、また日本の作品も若手の有名な作家を中心に初日で完売しているところも多く、新世代の日本、台湾はまだまだ健闘、という印象です。

2009年4月1日水曜日

東京:101 Tokyo始まる

いよいよ2009年度が始まりました。4月といえば東京ではアートフェアの時期。今日は早速101 Tokyoに足を運んできました。会場は去年と変わり、秋葉原のど真ん中で開催。前回の小学校とはまた違った趣でした。SHIMURABROS.の大画面での上映を楽しみに足を運びましたが、都合により延期されてしまい、明日からとなり残念ながら見ることができず。。そしてフェアに足を運んだ後は秋葉原で私がよく足を運ぶどローカルな居酒屋、赤津加へ。最初は台湾からのゲストとアーティストでまったり飲んでいましたが、途中から私の友人が続々参加し、最終的には10人の大所帯で終電まで飲み明かしました。。

2009年3月31日火曜日

横浜・東京:作家を見送り、新しいゲストが来て

今日は二ヶ月横浜に滞在したアーティストの帰国の日。今回の滞在では2回の展覧会、イベントと、横浜のみならず、鎌倉、江ノ島、小田原、箱根、東京と多くの場所を案内することができ、充実した滞在になったようで私としても嬉しい限り。作家を午後に見送った後は、台湾からのゲストが今日から東京入りしたため、夜は中目黒で一緒にご飯。夜桜と焼き鳥を楽しみながらあっという間に1日が過ぎてしまいました。明日はエイプリルフール。

2009年3月30日月曜日

小田原・箱根:桜と温泉めぐり

Open Apartmentイベントが無事に終了、今日は片づけを早々に済ませ、アーティストとともに小田原と箱根に足を運びました。まずは小田原へ。まだ3部咲きの桜の小田原城周辺をまわり、財団の杉崎さんお勧めのお蕎麦屋さんへ。その後、箱根に移動し芦ノ湖、駒ケ岳、大涌谷を回った後、天山温泉でほっこり。アーティストも大満足ですっかり帰宅時間が遅くなってしまいました。明日はパッキング、間に合うでしょうか。

2009年3月28日土曜日

横浜:Open Apartment: live blogging!

23:00 その後いろいろな人と話してばかりでブログ更新ならず。すいません。結局初日は盛り上がり、夜10時過ぎまでのイベントとなりました。私が帰った後もまだ何人かアパートに残っていて、いったい何時まで続いたのだろうか。。こんな感じで明日も開催しますので、お待ちしております!
14:00 オープンアパートメント開始。山根さんのライブパブリケーション(右)とTシャツイベントを準備するRaniaさん(左)。ちなみにTシャツ製作は昔懐かしプリントごっこです。
12:00 今日明日開催されるOpen Apartmentイベントの様子を伝えるlive bloggingをすることになりました。現在アパートメントのセットアップは一段落といったところで、Raniaはシャワーに入っています。また、新たにlive parkingも始動。アパート前に停めている車を1時間おきに動かして駐車料金を支払うプロジェクトです。ちょうど今車を動かしてきました。ちなみに小銭が必要なので、100円玉がある人はたくさんもってきてもらって、両替のご協力をお願いします!あと、Live publicationではその場でできた冊子を1冊1000円でその場で販売します。エディションは50。購入された方にはどぶろく数杯プレゼント!

2009年3月26日木曜日

横浜:Open Apartment開催します!

今週末は中国のアーティストが日本に滞在する最後の週末。
というわけで、今まで彼らが滞在していたアパートを開放して、今回の滞在中に出会ったいろいろな人とまったりイベントを開催します。是非遊びに来てください。私も期間中はずっとアパートでまったりしている予定です。プログラムの詳細は、こちらでご確認下さい。

2009年3月25日水曜日

東京:視/夜_意義黎明

今日は東京画廊で始まった、吉田暁子さんの展覧会「視/夜_意義黎明」オープニングに足を運びました。吉田さんは私を現代美術に導いて下さった恩師です。新作は日本の古い屏風などに再制作を施した作品など、以前よりもスケールを増した意欲的なインスタレーション型展示となっていました。是非銀座にいらっしゃる機会があればお立ち寄りください。

2009年3月21日土曜日

東京:お茶会参加

今日は、中国の作家にお茶を楽しんでもらおうということで、友人がお茶会を企画してくれました。私もしっかりとインストラクションをしてもらった上で参加するお茶会は初めてだったのですが、改めて千利休の偉大さを感じました。でも、やはり現代社会ではちょっと日本式の茶道は正直なじみにくい部分もあると思って、その点中国式のお茶の方が、よりカジュアルで、お茶の味そのものを楽しむといいう現実主義的なところも、あっている気がします。でもいずれにしても、ゆっくり時間をかけてお茶を楽しみ、人を尊び、会話を楽しむ、こういったリッチなひと時はこのご時勢だからこそ必要なのかもしれません。

2009年3月20日金曜日

台北→横浜:大唐温泉物語→金氏徹平展

当日乗り継ぎの便がなかったため、帰りも台北に1泊することになったのですが、友達が新しくできたばかりの台湾版健康ランドに連れて行ってくれました。その名も「大唐温泉物語」。友達曰く、お台場「大江戸温泉物語」のパクリらしいです。笑
でも、設備はかなり悪くない!高級旅館のに迷い込んだような錯覚でゆったりと温泉につかり、出張の疲れを癒しました。泉質もしっかりと日本の基準で審査されていて、お湯もなかなかでした。
そして、今日は成田空港から横浜美術館へ直行。金氏徹平さんのオープニングに参加してきました。金氏さんとは昨年の11月にFinal Homeの津村さんとの2人展をしましたが、今回の個展も本当に素晴らしいです。以前からファンな私が収集していた作品も2点展示されているので是非ご覧下さい。(写真はそのうちのひとつです。)

2009年3月19日木曜日

北京:超巨大スクリーン


前から動画を載せたい、と思っていた北京にオリンピック開催前に登場した超巨大スクリーン。北京のビジネスの中心地CBDの北西部にある巨大ショッピングモールに作られました。このスケール感は中国ならでは。でも、こんな大きなスクリーンに映し出す映像を作るだけでも大変そうで、誰がこのスクリーンのキュレーションをしてるのか興味津々。ちょうど友人の誕生日会が開催された帰りに撮影してみました。宇宙のCG映像に平原綾香のジュピーターを合わせ、安易な感じですが、それよりもちゃんと平原綾香に了解もらっているのか、まあとっていないでしょう、ってところでしょうか。

2009年3月18日水曜日

北京:邱志杰 Breaking through the ice

UCCAで開催中の邱志杰の個展に足を運びました。コンセプチュアルアーティストが南京長江大橋の大掛かりなセットを作りました、というような印象でした。非常に気合の入った展示ですし、スケールも見ごたえもあるんですが、現代美術の作品というよりは、彼の頭の中にある概念をそのまま物質化したテーマパークのような感じで、非常に評価が難しい展覧会に思いました。
その他、ギャラリーコンティニュアではHANS OP DE BEECK(これは昨年シンガポールビエンナーレで見た作品と一緒)の個展、東京画廊+BTAPではCai Yuan & Xi Jian Junの8メートルの巨大空母作品など、北京大山子地区はギャラリー数がどんどん減って半分くらいになってしまうだろう、という暗い噂が飛び交う中、意欲的で実験的な展覧会はまだまだ健在です。

2009年3月15日日曜日

北京:こげこげCCTV

切ないです。でも、ついつい撮影してしまいました。ほんとに真っ黒でした。このビルには北京最高級ホテルの予定だったマンダリン用の高級家具やシーツなどインテリアや、CCTVのための最新のスタジオ機材などが全てインストールされた状態でしたが、3時間で全てが燃えてしまいました。本社屋は無事だったものの、CCTVもスタジオがなくなってしまったためしばらくは引越しできなくなり、マンダリンなどこのホテルで働く予定だった千人規模のスタッフの雇用も奪われてしまいました。来年は花火禁止令が敷かれるでしょうか。以前動画でも掲載しましたが、中国の無防備な花火の上げ方は本当に危険で毎年死者が出ています。私も以前花火を喰らいそうになった怖い経験がありますし。

2009年3月14日土曜日

台北→北京:直行です

今回は、EVA航空の台北経由北京行き、というチケットで出張なのですが、これは値段も安いし、2都市それぞれ滞在できるしなかなか優れものです。台北から北京の飛行機、混んでいるのかな、と思っていましたが、かなり利用者が多いのでびっくりしました。ほぼ満席でした。久しぶりの北京はまだ寒いのかな、と思いきやもう春の到来を感じます。砂も舞い始めている感じ。今回はART iTの仕事を中心に、時間を見つけてマッサージ(2時間1500円!)や美容院(900円)など行く予定です。やはり北京のこの物価感はたまりません。笑

2009年3月13日金曜日

台北:オープニング準備の誠品画廊へ

今日は13日の金曜日。ちょっといやな感じですが、時間を見つけて誠品画廊の新スペースに足を運んできました。画廊に到着して電話をしてみたところ、ディレクターのエミリーさん、そして次回の展覧会を準備しているマイケルリンさんにも会うことができました。ちょうど展覧会の準備を始めたところでした。
それにしても空間広いです!前回のギャラリーの3倍で、ギャラリースペースも3つに分かれていて、それに打ち合わせ室、ラウンジ、オフィス、ととにかく素晴らしい空間です。その分プレッシャーもあるでしょうと冗談で話しをしたら、エミリーさんもマイケルさんも、そうだね、と苦笑い。ビジネス的も、展示的にも新スペースはいろいろな意味で頑張りがいのある空間です。誠品は今年はバーゼルにも参加しますし、勢いに乗っている感じで、これからが本当に楽しみです。
私が台北にいる間、中国のアーティストはART LAB OVAとすっかり仲良しになり、昨日のバーばる美では「リアル中国人スナック」と題して、彼らがお店をきりもりしたそう!楽しい写真が送られてきたので掲載します。

2009年3月11日水曜日

台北:Young Art Taipei続報

2月末に申し込みを締め切ったYoung Art Taipeiですが、日本からの応募が予想を上回り、改めて日本から応募いただいたギャラリーの皆様に感謝です。本日はこのフェアを準備するスタッフと打ち合わせで、ホテルに足を運んで現場を確認したり、ホテルの支配人(日本人です!)とランチをしたり、参加画廊や今後のスケジュールを打ち合わせするなどしてあっという間に一日が過ぎてしまいました。その間を縫って台北市立美術館で開催中の、映像の展覧会を見に行きましたが、やはり日本の映像作家は改めて素晴らしいと感じました。前回ゆっくり見ることができなかった、辻さんの作品をゆっくり見れたのが良かったです。

2009年3月9日月曜日

横浜:作品撤収&お疲れ様

昨日でZAIM FESTAも無事に終了、今日は作品の撤収でした。今回の展示では展示物をBANKARTや横浜美術館から協力してもらいました。BANKARTはアンティーク家具(横浜家具)、横浜美術館は空間を仕切るポールとロープを借り、展示が非常に良いものとなりました。改めて御礼申し上げます。
今回の王衛さんの展示を簡単に説明すると、今回横浜に滞在する中で、横浜は西洋の古いものを強調するけらいがあると感じ、山手の西洋館をいくつか回った時に家であるけど、人が住んでない、という空間の違和感を、今回の展示に繋げています。もうすぐ取り壊されるかもしれないZAIMもまた古い建造物ですが、そこに「認定歴史的建造物」と記載してみたり、建物を仕切りをつけたり、西洋館にあった注意書きを抽出して家具に置いてみたり、と人間と空間と、そして私たちが「価値ある」とするものとは何なのか、その一般的な感覚を少し狂わせるような面白い展示でした。

2009年3月5日木曜日

2009年3月1日日曜日

横浜:arrow factoryトークイベント

いよいよ27日よりZAIM FESTAが始まり、昨日の28日は北京からのゲストPaulineさんを交えたトークイベントを開催しました。まず、それぞれの作家が自分の作品と作家活動についてそれぞれお話いただいた後、現在皆で共同経営しているarrow factoryプロジェクトについて説明をしてもらいました。なんやかんやであっという間に2時間が過ぎ、そのあとは皆で韓国料理屋・江南で打ち上げ。日本人と中国人が韓国料理屋で打ち上げ、という美しいアジアンコラボレーションですが、私はひたすら百歳酒とチャミスルを混ぜた五十歳酒を飲むのでした。

2009年2月27日金曜日

横浜:ぱる美バー

昨日はART LAB OVAが月に1日、都橋商店街2階の小さなバーで開催している「ぱる美バー」に作家とみんなで行きました。今日からZAIM FESTAが始まるのでぎりぎりまで展示作業して到着が遅くなりましたが、みんなでまったり夜な夜なトーク。作家はこの都橋商店街がかなり気になっていたので、とても嬉しそう。このスケール感はやはり日本ならでは。そして、これからOVAさんといろいろ共同企画がぶくぶく沸いてきそうな、そんな予感がします。

2009年2月25日水曜日

横浜:復帰して、展示準備して、ゲストがきて

何とも災難!ウィルス性の胃腸炎にやられ、週末から今まで動けませんでした。海外からの怪しい帰国者ということで、普通の内科でなく、感染症内科に診てもらうことになり、やっとの思いで病院にたどり着き、診察。結局はやはり海外からのものではなく、何かウィルスがおなかに入り込んでしまったようで、ゆっくり点滴を打ってもらいました。そして体調が徐々によくなっていき、今日からやっと仕事復帰。そして復帰するや否や、展覧会の準備で家具を運んだり、北京からゲストのPaulineさんが来日するなど、かなりばたばたで病気だったことも忘れるほどでした。それにしても、帰国してから1ヶ月の間に2回も病気するとは、私の体はもはや日本の環境になじまなくなってしまったのでしょうか。笑

2009年2月22日日曜日

東京:シンプルなジェスチャーに場当たりなスカルプチャー

昨日も東京はアートイベント真っ盛りでした。午前中はAITが主催するキュレーター・シンポジウムに参加、そして夜は青山目黒で始まった、田中功起さんの「シンプルなジェスチャーに場当たりなスカルプチャー」のオープニング。昨年、韓国の光州ビエンナーレで展示されたインスタレーション作品を中心に、映像の新作を含んだ複数の作品が空間全体にリズミカルに展示されていて、田中さんらしい展覧会でした。その中でも、寿町を舞台にした、テスト的な映像作品がとても面白く、これがアメリカに行ってから面白く展開されていくのかと思うと楽しみであります。

2009年2月20日金曜日

東京:PARANOMIA 遅鵬xKENSUI

今日はいよいよ青山のディーゼルでの遅鵬の展覧会のオープニング。恵比寿で始まった映画祭のオープニングに出席した後、足を運びました。オープニングは大盛況で、作家も興奮気味。展示も作家のパノラマ感をうまく出した展覧会に仕上がっていました。

2009年2月13日金曜日

横浜:遅鵬との再開

今日は、昨年のレジデンスプログラムで横浜に滞在したアーティストの遅鵬が東京青山のディーゼルデニムギャラリーで開催される展覧会の準備で来日中なので、横浜美術館で久しぶりに合流し、皆で夕食。昨年度のアーティストと今年のアーティストが一緒になる、という機会に恵まれました。それぞれの作家は名前は聞いたあるけど、面識はない、という感じで横浜という場で中国人が出会うのはまた不思議なものです。

2009年2月11日水曜日

鎌倉:古都めぐり

横浜周辺で、日本の歴史的町並みを見ることができる場所として今日は皆で鎌倉へ。北鎌倉で電車を降りた私たちは、円覚寺、建長寺、お昼にけんちん(建長)うどん、その後、銭洗い弁天、鶴岡八幡宮、大仏とゆっくり回って、夜は江ノ島へ移動して取れたて海の幸が味わえる居酒屋で夕食。横浜にしても、鎌倉にしても、海外からゲストが来ると改めてゆっくり見ることができるのでいいですね。

2009年2月10日火曜日

横浜:山手めぐり

横浜市が輸入された西洋文化がたくさん残っていることを強調していることに興味を持ったアーティストが、洋館めぐりに興味を示し、今日は山手に残る洋館を散策。港の見える丘公園や、元町商店街なども散策し、和洋折衷が特徴的な山手に残る西洋文化を観察、どうやら王衛さんはこのちょっと違和感の感覚を作品につなげるアイデアが思いついたようです。

2009年2月7日土曜日

横浜:Coded Culture Office Party

今日は、東京芸大に研究員で横浜に滞在しているオーストリア人のGeorgさんのオフィスで料理大会。オーストリアチーム、中国チーム、日本チームに分かれ、それぞれ料理を作りあい、皆で食べました。食事はそれぞれ美味しく皆大満足。たまにはこんなイベントもいいねぇ、なんて話しながら夜は横浜美術館で始まったアーティストインミュージアムのオープニングに皆で足を運びました。

2009年2月5日木曜日

東京:六本木から新橋へ

今日は東京をご案内。ちょうど六本木の国立新美術館でマルティメディア芸術祭が開催されていたため、その展覧会に足を運び、その後は森美術館で開催中のインド展と六本木の展覧会をはしごしました。夜は新橋で私の大学の同級生と合流し、日本酒が美味しい小さな居酒屋へ。まだまだ足を運ぶべき画廊や美術館はいっぱいあるのに回りきれません。まあ、3月末までまだたっぷり時間はあるので大丈夫。

2009年2月3日火曜日

横浜:横浜めぐり

来日二日目から早速ZAIMでの活動を開始し、夜は馬車道スタジオ一階にある、毎回滞在作家に大好評のごんじゅで皆でウェルカムパーティーを開催。そして今日は横浜めぐりでした。横浜市芸術文化振興財団の杉崎さんの案内で、馬車道から、桜木町、能楽堂、野毛、黄金町、阪東橋、寿町と一日かけてゆっくり日常生活が息づく横浜を散策しました。日本人の日常の感覚、空間と人間との関係性をいろいろ観察したいと思っていた作家もとても満足げ。私にとっても、普段はゆっくり横浜を散策する機会がないため、とても有意義でした。そして夜は横浜美術館に伺い、スタッフの方と飲みへ。あっという間に一日が過ぎていきました。

2009年2月1日日曜日

横浜:アーティスト到着!

今日は作家が横浜に到着する日。インフルエンザで倒れてしまったため、部屋のセットアップなどを午前中から開始、どうにかアーティストを馬車道にご案内することができました。作家にとってどんな横浜生活になるでしょうか、そしてどんな作品を制作してくれるのか、楽しみです。

2009年1月31日土曜日

横浜:インフルエンザ

久しぶりに日本に帰国するや否や、インフルエンザにかかってしまいました。帰りの飛行機の中でNHKニュースを見たら今年はインフルエンザがはやっていて、それもタミフルが効かない新型が流行しているから怖いなあ、と思っていた矢先でした。泣
タミフルは効いているようなので私のは大丈夫そうですが、北京でもらってきてしまったものだと思うので、ちょっと心配。明日からのプロジェクトに備え、今日は休養します。

2009年1月28日水曜日

北京:shits on the stick

春節真っ只中の北京、今日は春節時期に北京のいたるところで開催される庙会に足を運んできました。家から近い地壇公園は一番にぎやかな庙会の一つ。日本でいう、夏祭りの縁日、といった感じでしょうか。食べ物から、各地の名産から、へんてこなおもちゃや、オリンピックグッズの売れ残りセールまで、あらゆる出店が軒を連ねています。
そんな中で今年はかなり奇妙なものを発見。タイトルにもありますが、棒に巻き糞が刺さったおもちゃでこの奇妙な物体を老若男女たくさんの人が片手にしていたのです。他にもうんこのおもちゃを扱っている出店もあり、何でかな、と思っていて、その日の夜に一緒にご飯を食べた友人と話してみたら、今年は丑年だから、牛の糞よ、縁起担ぎよ、とのこと。ふーむ、納得。それにしてもこれを商品化してしまう中国はやはり凄い。商品開発のプロセスを覗いてみたい、など友人たちと「shits on the stick」と盛り上がったので、それをタイトルにしてみました。

2009年1月27日火曜日

北京:大爆発の春節

北京は今年の春節も大盛り上がり。相変わらず街のいたるところで爆竹や花火の嵐。不況もどこ吹く風、と言った感じです。今年は北京の友人の部屋でわいわいと過ごし、カウントダウン直後の北京の様子を撮影、街中が本当に花火の海です。

金融風暴(:中国語ではこう表現)の中、今年はどんな年になるか、不安にもなりますがじっくりゆっくりできることをしてがんばるのみ、でしょうか。

2009年1月24日土曜日

台北→北京:移動&気温差

昨年の12月15日から正式に台北と大陸の各都市が直行便で繋がりましたが、私は過渡期で往復チケットを手配したため、行きと同様広州経由で昨日北京に戻りました。今回の移動は飛行機の出発が遅れたりで時間的にも大変でしたが、それよりも何といっても大変なのが温度差。台北出発時の気温は10度前後、そして北京の到着時の気温はマイナス10度前後です。やはり突然温度差が20度あると体も参るようで下半身がちょっとだるいです。いよいよ26日は春節。今年は北京で迎えます。

2009年1月22日木曜日

台北:Young Art Taipei

今年の5月から台北で、ホテルを舞台にした新しいアートフェアが始まります。その名も「Young Art Taipei」。私と同世代の人が新しいスタイルのアートフェアを台湾でも始めたい、という姿勢に共感し、私も本フェアのお手伝いをさせていただくことになりました。具体的には顧問として日本のギャラリーへのフェアの説明、参加の相談、フェア期間中は日本からの参加画廊をのサポートを担当します。
今回は開催までに時間が短かったので、出展が難しいギャラリーも多いと思いますが、是非お時間があれば視察も兼ねてこの時期に台北にお越しください。
どうしてもドメスティックになってしまいがちな日本や(中国)大陸と違い、台湾はアジアに対してより広い視野を持ち、コネクションもあります。具体的に、今回のフェアはフレッシュであるにもかかわらず、日本、韓国、中国、香港、シンガポールといった、広く東アジアからの参加を予定しています。このフェアが将来アジアの新しいアートフェアとして認知されていくよう、私は長期的にこのフェアと関わっていきたいと思っておりますので、是非ご支援のほどよろしくお願いします。