
今回の王衛さんの展示を簡単に説明すると、今回横浜に滞在する中で、横浜は西洋の古いものを強調するけらいがあると感じ、山手の西洋館をいくつか回った時に家であるけど、人が住んでない、という空間の違和感を、今回の展示に繋げています。もうすぐ取り壊されるかもしれないZAIMもまた古い建造物ですが、そこに「認定歴史的建造物」と記載してみたり、建物を仕切りをつけたり、西洋館にあった注意書きを抽出して家具に置いてみたり、と人間と空間と、そして私たちが「価値ある」とするものとは何なのか、その一般的な感覚を少し狂わせるような面白い展示でした。
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