2009年1月6日火曜日

台北:アンディー・ウォーホール@中正記念堂

今日は授業の帰りに中正記念堂で元旦から始まったばかりのアンディー・ウォーホール展に足を運んできました。かなりまとまった数の彼の作品を一同にアジアで観れる最初の機会とのこと、楽しみにしていましたが、作品そのものは貴重なものが何点かあるものの、展覧会の内容自体はひどいものでした。
まず展覧会のイントロダクションなどなどの印刷がひどくて、文字がかぴかぴしていたり、破れていたり。貸し出し中の作品はその作品のポスターが張ってあり(キャンベルスープの缶の作品)、「貸し出し中」と書かれたポストイットが張ってある。これでは展覧会は台無しですよね。また、中正記念堂のホールはもともとは美術の展覧会向けの空間ではないため、すべて新しく壁を立てての展示なのですが、その展示の仕方もひどく、わけのわからないピンクのラインが入っていて作品を邪魔しているし、作品の相互関係なく無造作に作品が展示されているはで非常にがっかり。作品が作品なだけに、展示空間をしっかり作りこめていないので、まるでポスターをぺたぺた貼っただけのデザイン展のようになってしまいました。作品の数自体もそこまで多くないのに、入場料は250台湾ドル(=約750円)。台湾の物価から考えるとかなり高く、かつ質の悪い展示、なんとも後味の悪い一日になってしまいました。
唯一良かったのは、ミュージアムショップで販売していたメイドイン台湾のウォーホールのピンバッチが安く買えたことくらいでしょうか。笑。これからアジアを巡回するらしいのですが、次はどちらで開催されるのでしょうか~

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