2009年4月27日月曜日

台北:Young Art Taipeiの関連トークイベント

Young Art Taipeiの準備は着々と進んでいます。先日、アートフェアをサポートする学生ボランティアへの説明会が開催され、今回私はフェアの日本顧問として関わっているためこの説明会に参加、ボランティアの中で日本語の通訳を担当する人の日本語の能力をチェックするなど、協力しています。
ボランティアの人に、「日本人にはまったく見えない」と言われまくっていて完全に中華化してしまっているようですが。汗
ちなみに、5月1日にはXueXue Instituteという台北でも有名な民間の文化教育プログラムのレクチャラーとして、東アジアの現代美術の状況を説明する予定です。
http://www.xuexue.tw/events/package/20090416_yat.html
2時間中国語でのプレゼン、というかなりハードなものなので今頑張って準備していますが、頑張ります。

2009年4月25日土曜日

北京→台北:中国国際航空にて

今回の北京から台北への移動は中国国際航空でした。この航空会社は中国のフラグシップエアラインで、安全性はお墨付きなのですが、サービスが悪いので有名です。
ですが、今回のスチュワーデスはかなりサービスの態度が良い。ホスピタリティの意識が高い台湾に対し、大陸も負けていないことをアピールするためか、もしかすると第一線のスチュワーデスを揃えているのかもしれません。食事は相変わらずでしたが。笑
ちなみに飛行機は満席で、大陸から台湾への観光客が現在どんどん増えていることを感じました。ちなみに、中国から台湾への観光客は現在1日3000人、だそうです。台湾のテレビでも毎日のように中国からの観光客のニュースが流れ、クオリティの高い観光バスが不足しているようです。
そんな観光ブームの中、ビルのクレーンが落下し、下に待機していた広州からの観光客が乗っているバスの上を直撃、3名の死亡者が出る惨事がありました。この事件が今後に大きな影響を与えなければ、とちょっと心配です。

2009年4月23日木曜日

北京:中央美術学院美術館

やっと足を運ぶことができました、中央美術学院美術館。磯崎新氏が設計した美術館です。以前、草場地の韓之演芸術空間で働いていたLuoJiaaさんが、こちらに職場を移したこともあって、早速中を案内してもらいました。空間はすばらしい。たぶん中国一と言ってもいいような、空間の贅沢な美術館です。ただ、壁が全て曲線なので相当展覧会はしにくそう。
また、現在の展示内容は、というと。。。今ナムジュンパイクの個展を開催中ですが、中国のコレクターから頑張ってかき集めました、といった感じでちょっと残念です。他の展示もいまいちで、空間がいいだけに今後頑張ってもらいたいです。
Luoさんにも今後の予定を尋ねたのですが、今後1年はスケジュールが一杯、とのこと。クオリティの高い展覧会を積極的に開催してもらいたいものです。

2009年4月22日水曜日

北京:黒橋楽園へ

今日は今回の北京での映像系のリサーチをする中で多くの方に推薦いただいたSunXunのスタジオへ。中国美術学院(杭州)で活動を続けていた作家ですが、今年の1月に北京に拠点を移し、彼が解説したばかりのアニメーションスタジオに足を運びました。
スタジオにはアニメーションの制作スタジオ、映像室、図書室などがあり、ひとつの新しいアートセンターの佇まい。2年前に横浜にて滞在制作をした遅鵬と同様の1980年生まれの作家ですが、若いですがとてもしっかりしていて、大物になる風格。作品や今までの展示の様子、作家の意見などをゆっくり伺っていたらあっという間に3時間経ってしまいました。ちなみに、黒橋楽園とは、このスタジオがある芸術区(アーティストビレッジ)の黒橋芸術区の中でも異端な感じの彼らの地区の俗称で、SunXun自ら名乗っている名称です。笑

2009年4月20日月曜日

北京:再びarrow factoryへ

今日は横浜に2ヶ月滞在制作をしたばかりのWang WeiさんとRaniaさんが中心となって運営しているarrow factoryに再び足を運びました。現在は前回のヴェニスビエンナーレの中国館に参加したKanXuanの新作を展示しています。写真中央が作品の解説をしている作家です。横浜国際映像祭のために視察にいらしている住友さんと足を運んだのですが、ちょうどばったり福岡アジア美術館チームと再開。また、美麗新世界で大活躍した李詩さんも合流、ちょうど夕暮れだったので皆で北京ダックを食べに向かいました。

2009年4月18日土曜日

北京:超級中国!

昨日はCIGEでの仕事の後、UCCAに足を運び、Navin Rawanchaikulの超級中国(Super China)!展に足を運んできました。Navinの中国での新作(写真奥にある横長作品)は有名な中国人作家がかなりしっかりカバーされ描かれていてかなり圧巻です!お見逃しなく。
そして久しぶりにSnejanaとも再開、夜はこれまた3年ぶりくらいに再会したイタリアの友人らと食事、飲み、そしてクラブへ。。この日は他にもSOKAや東京画廊でそれぞれ日系の展覧会が目白押しで全て回ることができませんでした。。北京での時間はあっという間に経ってしまいます。

2009年4月15日水曜日

北京:CIGE始まる

ART iTとして今年で3回目の参加となるCIGE。メディアブースはこんな感じで、期間中は常に常駐しています。やはり予想通り参加画廊のレベルが低く、今年はかなり低迷していることを感じます。この後すぐにART Beijingが始まりますが、北京の中での足の引っ張り合いを速くやめないと、共倒れしてしまう気がして心配です、正直。

2009年4月11日土曜日

Seoul:フリーマーケット

父が先に日本に帰国後、私はソウルの友人と合流、週末一緒にフリマに出かけてみました。ソウルの中でもかなりとんがったデザイン関係の友人がそれぞれのもちものを持ち寄って開催されたこのフリマはお宝がたくさん。私もついついトレンチコートを買ってしまいました。価格は20,000ウォン!1500円でとてもいい買い物ができて大満足でした。
そして夜は貝鍋屋さんへ。 山盛りの牡蠣、ホタテ、ハマグリが入ったお鍋にまたまた大満足。あまりに至福過ぎてチャミスルを飲み過ぎてしまいました。貝満載のお鍋に今でも写真を見るだけでよだれが出ます。

2009年4月9日木曜日

Seoul:スリル満点板門店へ

横浜でのプロジェクトが落ち着き、次の北京での仕事の間、久しぶりに父とともにソウルに。ソウルでは王道的観光をしたことがないだけに、今回は観光ツアーに積極的に参加してみました。そして今日はスリル満点板門店ツアーに。北朝鮮を目前にかなり緊張でしたが、以外に多くの場所で撮影が許可されていて、良く見る光景をカメラに収めることができました。後から聞いたのですが、板門店は一般の韓国人は入れないところのよう、このご時勢で貴重な経験ができました。やはり一度は来てみるところです。

2009年4月5日日曜日

横浜:Coded Culture Office Party2

東京でのイベントがずっと続きましたが、今日は横浜のCoded Culture Officeでキュレーターの意見交換会を開催、その後オーストリアと日本の作家と共に食事とお酒を楽しみました。AITのロジャーさん、MIACAの長谷川さんが参加され、皆でそれぞれの経緯や意見を交換、とても有意義な時間となりました。ちなみに写真は昨日新宿御苑で花見をした時に撮影しました。天気はよく、桜も満開、大勢の人でにぎわう中、気の知れた友達と宴会をしました。

2009年4月3日金曜日

東京:万華鏡の視覚

今日は森美術館で始まった展覧会「万華鏡の視覚」のオープニングに足を運びました。これはオーストリア日本2009のプロジェクトの一環で、前衛的なティッセン・ボルネミッサ現代美術財団のコレクションを展示しています。この財団は、ハプスブルグ家の末裔、フランチェスカ・フォン・ハプスブルク氏によって2002年に設立され、絵画、写真、インスタレーション、ビデオなど、リサーチに基づいたプロジェクトやサイトスペシフィックな作品の収集や、パフォーマンス等様々な形式の制作を支援など、多様化する現代美術の動きに密着した活動を行い、現在そのコレクション数は450 点以上にもなるそうです。
今年は、オーストリア日本年のプロジェクトがいくつか予定されていますが、その一つのCoded CutureプログラムにFECも参加し、5月末にはオーストリアのウィーンで、10月中旬には日本の横浜で、メディアートを中心としたアートイベントを開催しますのでお楽しみに。

2009年4月2日木曜日

東京:アートフェア東京始まる

今日からアートフェア東京が始まりました。今年は昨年より参加画廊が30以上増え、フォーラムのほか、TOKIAにも会場を拡張、コンテンポラリーの新鋭画廊が勢ぞろい。日本のほか、台湾、韓国、中国(上海)からもギャラリーやメディアが参加し盛り上がりました。金融危機の影響か、韓国人や中国(大陸)人はほとんど見られませんでしたが、台湾人は結構来日しており、また日本の作品も若手の有名な作家を中心に初日で完売しているところも多く、新世代の日本、台湾はまだまだ健闘、という印象です。

2009年4月1日水曜日

東京:101 Tokyo始まる

いよいよ2009年度が始まりました。4月といえば東京ではアートフェアの時期。今日は早速101 Tokyoに足を運んできました。会場は去年と変わり、秋葉原のど真ん中で開催。前回の小学校とはまた違った趣でした。SHIMURABROS.の大画面での上映を楽しみに足を運びましたが、都合により延期されてしまい、明日からとなり残念ながら見ることができず。。そしてフェアに足を運んだ後は秋葉原で私がよく足を運ぶどローカルな居酒屋、赤津加へ。最初は台湾からのゲストとアーティストでまったり飲んでいましたが、途中から私の友人が続々参加し、最終的には10人の大所帯で終電まで飲み明かしました。。