タイトルが一緒になってしまいましたが、今日は光州のビエンナーレを回りました。学者肌であるOkwuiさんがキュレーターだけあって、非常にまじめで知的で落ち着いた展覧会です。クオリティの高い作品を丁寧に見せていて好印象でした。釜山とはとても対照的で、テーマもクリアに違い、どちらも個性があって見飽きません。ちょっとまじめすぎて盛り上がりにかける、と韓国では言われてしまっているようですが。メインのビエンナーレでは、先日イベントにあわせて横浜に来ていたき、プラットフォームでも旧ソウル駅で展示をしているNam Hwayeonの新作が見れました。コンセプチュアルでありながら、非常に展開のテンポの良いとてもいい作品ですので是非いらっしゃる際にはお見逃しなく。
また、今回は市郊外の登山口にあるUijae Museum of Korean Artも会場になっています。メイン会場からシャトルバスに揺られること40分、到着したところは本当に登山口。高尾山口のように多くの登山客がいて、道路わきには川が流れ、その登山口のつけ根に美術館があります。ここでは写真の田中さんのインスタレーションや、西京人チームの一人、Chen shaoxiongの水墨日記シリーズの作品などが展示されていて、なかなかの見ごたえ。ちょっと遠いのですが景色や空気がとてもよく、高原に来た気分で作品が見れるので是非足を運んでみてください。お勧めです。ちなみに周囲には周囲で取れた山菜をふんだんに使った小さなレストランがたくさんあるので食事にも困りません。私も食事を楽しんできました。そして夜遅くに夜行バスで光州からソウルを目指しました。
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