2009年3月18日水曜日

北京:邱志杰 Breaking through the ice

UCCAで開催中の邱志杰の個展に足を運びました。コンセプチュアルアーティストが南京長江大橋の大掛かりなセットを作りました、というような印象でした。非常に気合の入った展示ですし、スケールも見ごたえもあるんですが、現代美術の作品というよりは、彼の頭の中にある概念をそのまま物質化したテーマパークのような感じで、非常に評価が難しい展覧会に思いました。
その他、ギャラリーコンティニュアではHANS OP DE BEECK(これは昨年シンガポールビエンナーレで見た作品と一緒)の個展、東京画廊+BTAPではCai Yuan & Xi Jian Junの8メートルの巨大空母作品など、北京大山子地区はギャラリー数がどんどん減って半分くらいになってしまうだろう、という暗い噂が飛び交う中、意欲的で実験的な展覧会はまだまだ健在です。

0 件のコメント: