2008年9月1日月曜日

深圳:オープニング3連発

今回の深センへの出張の目的は、本日オープンした華美術館の開幕式、そして何香凝美術館で始まった王広義の個展、そしてOCATで始まった張培力の個展のオープニングの出席でした。その中で一番良かったのは張培力のインスタレーション。中国のミシン工場をそのまま空間に移設したインスタレーションで、背景にはミシン工場の映像がたんたんと流れています。このスタイルは北京Boers-Liギャラリーで春に行った個展(モデルハウスを風で吹き飛ばし、そのプロセスの映像とインスタレーションを組み合わせた作品)と同じもの。もともとは映像の作品が多かった作家が、それにインスタレーションとを組み合わせ、作品を追うごとに迫力、スケールを増し、そして展示が進化していることを肌で感じました。正直、こういった作家は最近の中国の現代美術のシーンでは出会えなくなってきているので、今後の更なる発展を期待したいです!

1 件のコメント:

Jobove - Reus さんのコメント...

very good blog, congratulations
regard from Reus Catalonia
thank you