2008年5月17日土曜日

白沙:迷い込んだ路地と白い犬

麗江から北に少し行ったところにある白沙というところには、有名な壁画と昔ながらの古鎮が残る風情ある集落。文化大革命の影響か、美しい壁画がことごとく削られ痛々しい。それなのに文化財だから大切に、手を触らないで、写真を撮らないでと厳しく書いてあり、この矛盾な感じがとても中国という感じ。
私としては壁画よりも周囲のお寺がとても素敵で癒されました。木造のお寺は、奈良に迷い込んだような錯覚すら覚え、日本のルーツである感じ。
ゆったりお寺を満喫していたら、閉館の時間に。あわてて裏門から出してもらうとそこには白沙の美しい路地が広がっていました。藍染が有名で手作りの暖簾(約300円)やかばん(こちらも約300円)などを買っている(安くて素敵)と知らぬ間に白い犬が私の後をついてきました。どうも私は動物に気に入られるらしく、春節で行った能登半島旅行でも神秘的な猫が島を案内してくれたり。今回の白犬も結局バス乗り場まで約20分くらい道案内をしてくれました。写真を撮るときもカメラ目線で愛嬌たっぷりでした。

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