2008年12月10日水曜日

北京:ギャラリー街の変貌

10月以来久しぶりの北京はすっかり冬モード。今日は雪も少し降りました。乾燥もひどくて肌もすぐかさかさになってしまいます。月曜日は到着して早々、アーティストの劉小東さんと久しぶりに再開、遅くまでワインを飲んでしまい翌日は早速二日酔い。そして今日は2月から横浜市のレジデンスプログラムに参加するWang WeiさんとRania Hoさんと打ち合わせをしました。やはりアーティストと作品やプロジェクトの話をするのは楽しいですね。どちらもあっという間に時間が過ぎていきました。
また大山子芸術区にも久しぶりに足を運んだのですが、「約半分のギャラリーが来年までには潰れる、または撤退するだろう」という噂はかなり信憑性があるのを感じました。既に小さいギャラリーは潰れ始めていて、来年には結構有名な大型のギャラリーも撤退を慎重に考えているとの噂。ただ、展覧会も大金を積んで大型に、という雑な展覧会が減り、クオリティと継続性を重視したプログラムをしっかり考えているところも増えているとも感じ、作家も作品を乱暴に作らなくなれば、かえって今回のショックは長期的に見て中国の現代美術にはプラスに働くと感じました。来年のCIGEの頃にどのくらい回復するか、コレクターがどこまでまた購入意識を取り戻すか、見守りたいです。

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