2008年12月23日火曜日

台北:当代芸術館(MOCA)と228記念堂

中国語の授業が毎日15:30に終了するので、その後時間があるときには展覧会に足を運んでいます。今日は当代芸術館と228記念堂に足を運びました。
当代芸術館では現在台湾の若い世代の、デザインやアートなどを横断した展覧会が開催されていて今の台湾を体感できるとの噂を聞いて足を運んできましたが、展示の内容はひどい。正直こういうような展示を若いときから観てしまうと?と思ってしまいました。今を反映していると言えばしているのだけど、これを公立の美術館が開催して、若い子に沢山みせてしまうのはいかがなものかと感じます。
一方、228記念館では私の友人の黄さんが企画した「婆ちゃん橋へゆく 映像・芸術・228」展が開催されていて、それを観に。こういった機会がないと私のような人間は足を運ばないような記念館ですが、この展示もさることながら、228記念館そのものが非常に良い記念館で、台湾の今までの歴史が集約され、今まで台湾が置かれていた状況をとてもよく理解することができました。見学を終えて最後に受付に荷物を預けていたのでそれを引き取る時、ボランティアのおじいさんが日本語で「何か質問がありますか?」と聞いてきたので、228事件の経緯や、日本、中国との関係、過去そして現在をさまざまな角度で坦々と説明いただきました。お爺さんとゆっくり立ち話していたら、あっという間に30分が過ぎ、その30分が今日、いや、台北での生活の中で一番濃く有意義な時間でした。こういった話を聞くと、改めて今自分がしている仕事が社会の役に立っているか、当代芸術館の展覧会がいかにチープなものか、今後自分は何をすべきか、考えさせられます。このくらいのパワーを持った作品や展覧会に出会い、アーティストとともにそういったプロジェクトを考えられればと強く思います。
最後に総統府の近くを通り写真をぱちり。日本が占領時代に建設した建物の中でも最も美しいとされるもののの一つです。

0 件のコメント: