2008年6月28日土曜日

NewYork:P.S.1からミートパッキングへ

昨日の友人の言葉に従い、早速本日はP.S.1に行ってまいりました。そして評判の通り、 オラファー・エリアソンの展示は素晴らしいものでした。入り口中央には観客が寝転ばずにはいられない大きな鏡の円盤、そして彼の思考のプロセスが理解できるような展示も、地下には水を使ったダイナミックな作品と、展示にはリズムがあり、非常にサイトをうまく使っていました。
そして、平行して解されていたフィンランドの現代美術展、Arctic Hysteria: New Art from Finlandもかなり見ごたえのある展示でした。儲けもの。その中で特に良かったのが、各国の都市の不平不満が地元の人々によって軽やかなコーラスで歌い上げられるTellervo Kalleinen and Oliver Kochta- Kalleinen のプロジェクト。必見です。
その後、再びミートパッキング地区へ。今日はこの地区で昔から店を構え地元の人に愛されていたレストランが家賃の値上げで撤退することになりその最終日。ロイドのリバーサイド・アーキテクチャとともに部屋をシェアし活動を続けてきたクリストファー・サックスらとともに、屋上のテラスで皆でこのレストランの最終日を眺めながらまったりと飲み明かしました。彼らのオフィスも近々このミートパッキングを後にします。商業化はいいけど、この地区は今後いったいどうなっていくのやら。。ちょっと北京の大山子地区の現状が頭をよぎります。
ちなみにこのクリス、日本でも是非活動の機会を造りたいようなのでプロジェクトの機会があれば是非私までご連絡を。

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