2008年7月29日火曜日
2008年7月26日土曜日
上海:再び滄浪亭へ、そして西塘
また、上海郊外の西塘という街にも足を伸ばしてきました。ここはミッションインポッシブル3の舞台になった場所で、古き良き中国の水郷風景が広がっていました。今回はかなり暑くて参ってしまいましたが、街自体は変に観光地化されておらずとてもいい雰囲気でした。今度は大切な人といい時期にゆっくり滞在したいものです。西塘の写真もたくさん撮ってきましたが、行ってからのお楽しみと言うことであえて今回は掲載しません。笑
2008年7月25日金曜日
上海:雲の上の世界とSoft & Quietへ
そして午後は、現在Bund18で開催されている大巻伸嗣の個展「Soft & Quiet」へ。オープンから2週間以上経っているため、だいぶ作品はいい感じでにじんでおりました。大巻さんは今年の横浜トリエンナーレにも参加され、今後の活躍が楽しみなアーティストです。東京画廊時代からお世話になっていて、応援しています。
2008年7月24日木曜日
北京:未来都市北京
空港はオリンピックのためかなりの厳戒態勢。再三にわたる荷物チェックの末、上海へ飛び立ったのでした。
2008年7月23日水曜日
北京:蔡国強さんへのインタビュー
また写真の通り、インタビューの前後は中国美術館での展覧会の最終プランの詰め作業を行っていて、緊張感あるスタジオの雰囲気も感じることも出来、非常に有意義な訪問となりました。中国美術館での展覧会は、ニューヨークのグッケンハイムで史上最高の入場者数を記録した展覧会「I want to believe」が巡回するもので、タイトルが中国語で「我想要相信」、オリンピック開幕式のためのスケッチなどを含め、8月19日より9月2日まで開催されます。
インタビューの内容は8月20日発売予定のアートコレクターという雑誌に掲載される予定ですのでお楽しみに。また、10月25日からは広島市現代美術館で個展が開催される予定ですのでそちらもお見逃しなく。蔡さんはオリンピックが終わってから広島へ入られるそうです。
2008年7月21日月曜日
北京:欧寧さんとのミーティング
今日は横浜のセミナーイベント(詳細は7月3日のブログをご参照ください)に参加していただく欧寧さんと打ち合わせを行いました。彼は昨年広州、上海、北京、成都のショッピングモールを会場とした展覧会Get it Louder 大声展の仕掛け人。デザイナー、中国の都市学の研究者など、マルチに活動されている方です。もともとの出身は広州ですが、昨年から北京に拠点を移し活動されています。
そして今回のセミナーイベントのタイトルである「ARTER HOURS: New Institutionalism in Asia」のロゴデザインを快く引き受けてくださいました!大声展同様に、軽やかなロゴに仕上げてくれそうで楽しみです。ちなみに中国語では「亜洲当代芸術的新制度」となり、そちらも含めてデザインを仕上げてくれる予定です。
そして今回のセミナーイベントのタイトルである「ARTER HOURS: New Institutionalism in Asia」のロゴデザインを快く引き受けてくださいました!大声展同様に、軽やかなロゴに仕上げてくれそうで楽しみです。ちなみに中国語では「亜洲当代芸術的新制度」となり、そちらも含めてデザインを仕上げてくれる予定です。
2008年7月20日日曜日
北京:YuanShun@BTAP
2008年7月19日土曜日
北京:巨大ショッピングモール誕生、その名はSOLANA
2008年7月17日木曜日
東京:ART iT Originals第三弾発売開始!

作品の詳細はART iTのウェブサイトで確認、購入申し込みができる他、8月29日~10月1日の間は横浜美術館内の小倉山カフェでも本作品をモチーフとしたインスタレーションを展示しますので是非お楽しみに。
2008年7月15日火曜日
東京:アール・ブリュットと夢の饗宴
今日は銀座方面へ行く用事があったので、アール・ブリュット/交差する魂展と夢の饗宴展を見てきました。兄が知的障害であることもあり、昔からアウトサイダーアートには興味を持っていましたが、その展示が体系的にまとまっている展覧会で非常に見ごたえがありました。国が違っても彼らに共通するトーンみたいなものがあり非常に興味深い。こういった作品と一般の現代美術作家との2人展みたいなものが軽やかに近い将来することができればいいなと思っています。
そして、資生堂ギャラリーで開催された夢の饗宴展ではやはりフランス料理のメニューの展示が圧巻です。食とアートが美しく交わるような取り組みも今後していきたいです。
そして、資生堂ギャラリーで開催された夢の饗宴展ではやはりフランス料理のメニューの展示が圧巻です。食とアートが美しく交わるような取り組みも今後していきたいです。
2008年7月14日月曜日
青森:青森県立美術館とあけぼの寿司
まず建築家の青木淳が手がけたことで有名な青森県立美術館へ。天井が高く、土の床や壁などがホワイトキューブと交じり合う独特な展示空間で非常に素晴らしい美術館でした。常設展は、美術館の看板作家である、棟方志功、斉藤義重、奈良美智を中心に構成されていて結構な見ごたえ。一部展示換えで、奈良美智と寺山修二の展示室が見れなかったのが残念でしたが、面白かったのがウルトラマンシリーズの原画の展示室。シュールにキャラクターが展示されていました。
お昼は青森に行ったら外すことのできないあけぼの寿司へ。新鮮なお寿司をたらふく食べても一人2000円くらいで済んでしまう。もちろんネタも最高。青森に行った際は絶対にお立ち寄りください。市場にも足を運びましたが、イカが六匹で300円、ホタテも10個で1000円と、本当に海鮮天国です。
お昼は青森に行ったら外すことのできないあけぼの寿司へ。新鮮なお寿司をたらふく食べても一人2000円くらいで済んでしまう。もちろんネタも最高。青森に行った際は絶対にお立ち寄りください。市場にも足を運びましたが、イカが六匹で300円、ホタテも10個で1000円と、本当に海鮮天国です。
その後帰りの飛行機まで時間があったので皆さんを見送った後、美術館近くの三内(さんない)温泉へ。地元の人お勧めの温泉だけあってお湯は最高。エメラルドグリーンのお湯でお肌つるつる。数日硫黄の匂いが残りました。地元の公民館みたいなちょっとそっけない建物なのですが、湯船も広々、その分入場料も390円と格安で、とにかくいいお湯につかりたい人には必須の温泉です。
帰りの青森空港では佐藤錦がパックに一杯詰まって500円でついつい買ってしまいました。美味しかった。日本酒や焼酎もついつい購入して短かった青森の小旅行は幕を閉じました。
2008年7月13日日曜日
青森:十和田市現代美術館から国際芸術センター青森へ
「思い立ったら即行動。自分の目と耳でリアルに見聞を広げる。」それが今年のモットーです。というわけで、今回は青森までやって参りました。目的は、今年4月にオープンしたばかりの十和田市現代美術館と金氏徹平さんが参加していた国際芸術センター青森のアーティストインレジデンスプログラムの成果発表展とアーティストトークへの参加です。
写真の十和田市現代美術館は今引っ張りだこの建築家、西沢立衛氏のデザインによるもので、今までの美術館にはないような小さな空間が敷地内に分散、各棟にコミッションワークが永久設置されているという形式であること。雰囲気的にはプライベートコレクションを展示しているお金持ちの個人宅、といった佇まいです。正直、思っていた以上にスケールは小さく、このためだけに青森まで足を運ぶとちょっと拍子抜けしてしまうかもしれませんが、周りの観光資源(温泉や奥入瀬渓谷、十和田湖など)を含めて考えれば青森旅行も楽しくなるでしょう。
午後は奥入瀬を経由して国際芸術センター青森へ。展覧会を鑑賞の後、アーティストトークに参加してきました。金氏さんの青森での新作もとてもよく出来ていて、青森まで来た甲斐があった!という感じ。その後は皆で青森市内まで繰り出し居酒屋で団欒。お刺身に焼きホタテ、と海鮮がたまらなく美味しい。いいですよ、青森。ちなみに夜はビジネスホテルもつまらないため、青森市内から南へ車で約1時間くらい行ったところにある酸ヶ湯に宿泊。古きよき昭和の佇まいが残る素敵な一軒宿で、湯治部だと一泊朝食付きで6000円しないで宿泊できてお勧めです。お湯も最高(混浴千人風呂が有名!)、ご飯も地元の新鮮な食材で、スローライフを満喫できます。
2008年7月12日土曜日
東京:アートスコープ&高嶺格展

そして、高嶺さんの展覧会のタイトルはスーパーキャパシタ。スーパーキャパシタとは、電気を蓄えることの出来る新しい蓄電装置で、エネルギー問題、環境問題に貢献するといわれている素材らしいですが、現状ではかなり高額で、高嶺さんはその素材の認知を少しでも広めていくために展覧会を開催したようです。詳細はこちらをご覧あれ。私もその普及に貢献すべくキャラ画像をブログに掲げさせていただきました。
その後は近くのイタリアンでお食事。ほのぼのゆったりまったりの日曜日でした。
2008年7月7日月曜日
東京:新ナディッフオープン
昨年5月に本店をクローズした後ようやく新ナディッフが恵比寿にオープンしました。その名もNADiff A/P/A/R/T。ナディッフの他、直営のギャラリーやマジカルなどが入居するアートコンプレックスビルの誕生です。ちなみに直営ギャラリーの杮落とし展はチンポムでした。
写真を撮り損ねるほどの人の多さにあっぷあっぷでしたが、その後久しぶりに小崎さんや西山さん、住吉さん、津村さん、窪田さんらとお食事が出来、楽しい夜になりました。
写真を撮り損ねるほどの人の多さにあっぷあっぷでしたが、その後久しぶりに小崎さんや西山さん、住吉さん、津村さん、窪田さんらとお食事が出来、楽しい夜になりました。
2008年7月3日木曜日
横浜:先駆的芸術活動助成採択!
NYから日本に戻りましたら、良いお知らせが届いていました。応募していた横浜市先駆的芸術活動助成に採択されたとの通知でした。この助成金を活用し以下のようなイベントを横浜トリエンナーレの開幕に合わせ開催いたしますのでご興味のある方は私までご連絡&ご参加ください。
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PLATFORM 横浜 セミナー
AFTER HOURS - New Institutionalism in Asia
開催日程:2008年9月11日(木)— 9月14日(日)
アジア発:アートの新制度を考える
PLATFORM 横浜セミナー「AFTER HOURS - New Institutionalism in Asia」は、韓国のインデペンデント・キュレーターのキム・ソンジョンが主催する国際展『PLATFORM』のサテライト企画として、横浜トリエンナーレ2008の開催と同時期の9月11日(木)から9月14日(日)の4日間、東京藝術大学横浜キャンパス新港校舎を会場として開催されます。本イベントでは、韓国、中国、インドネシア、フィリピン、香港など、アジア諸国・地域から20人以上のキュレーター、アーティスト、評論家を招き、横浜市内の会場で、『アジアにおけるアートの新制度』について多角的に考察します。4日間の構成は、英語のみで議論を行う限定公開の「セミナー」、日本語/英語の通訳を介した一般公開の「シンポジウム」、身体性を追求する「パフォーマンス」の三部構成で行われます。
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]とFEC (ファーイースト・コンテンポラリーズ)は、本イベントの企画協力と共催を行っています。
近年のアジア地域の現代美術は、中国などにおけるアートフェアや国際展などの熱狂的なアートブームに代表されるように、マーケットが後押しをする時代に入り、国際的な注目を集めるようになりました。そうした中で、アジアにおける表現は、欧米の現代美術とは異なる独自の輪郭を形成しようとしているのではないでしょうか。そこには、それぞれの地域に残る伝統芸術や大衆文化のほか、急速な経済成長のなかで変化する日常生活、政治状況などが映しだされており、資本主義や展覧会文化に裏打ちされる「モノ」としての作品ではなく、身体性や時間の概念に現れる豊かな多様性を備えているといえるでしょう。
このように、アジア特有の時間の中で形成されるコンセプチュアルな表現が新しい可能性を潜在させるなか、西洋のシステムを取り入れた既存の美術館やギャラリー、アカデミズムといった制度的な受け皿のなかでの制作や展示、鑑賞だけではなく、アジアならではの地形や個々のアイデンティティを形成する日常の場を顧みなければ、作品の概念やダイナミズムは削ぎ落とされてしまうかもしれません。
私たちはこれからのアートの制度のなかで、このように変容し続ける時間や身体性を、どのように展示し、伝えていくことができるのでしょうか。アートの表現、見せ方などが大きく変化していく時期だからこそ、私たちはアジアの各地域で実践的に作品の制作や展示、鑑賞の場に関わってきている専門家たちを招き、じっくり話し合う時間が必要ではないかと考えています。
3日間のセミナーでは、アジアの隣人同士がそれぞれ異なる時間、身体性の概念をもつことを認識した上で、その差異を理解し、共有点を探るために3つのキーワード、「連結性/Connectivity」、「過程/Process」、「生存/Live」に着目しながら新しいアートの制度を導き出します。また、最終日には英語/日本語の同時通訳を介した公開シンポジウムを行うことで、より多くの意見を取り入れながら、3日間の集大成となる着地点を探っていきます。こうした議論を通し、アジア各国の専門家たちがどのように相互の知的・人的ネットワークを共有しながら、表現する側、鑑賞する側の新たな方法論を確立し、未来へと繋がる継続的な意見交換の場の創出、問題提起ができるのかを考察します。
■ 参加予定者【順不同 敬称略】
・ディン・キュー・リー /Dinh Q. Lê(アーティスト、サン・アート共同創設者/ベトナム)
・ 崔 敬華/Che Kyongfa(インデペンデント・キュレーター、Electric Palm Tree共同ディレクター/日本)
・ ドミニク・チェン/Dominique Chen(Dividual Inc. 共同主宰、エグセクティブ ディレクター、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事/日本)
・ 欧 寧/Ou Ning(アーティスト、フィルムメーカー、リサーチャー/中国)
・ 胡 昉/Hu Fang(横浜トリエンナーレ2008キュレーター、ビタミン・クリエイティヴ・スペース アーティスティック・ディレクター/中国)
・ 梁 志和/Leung Chi Wo(アーティスト、Para/Siteアートスペース共同創設者/香港)
・ 桂 英史/Eishi Katsura(東京藝術大学大学院映像研究科准教授/日本)
・ 住友 文彦/Fumihiko Sumitomo(東京都現代美術館 学芸員、AIT/日本)
・ キム・ソンジョン/Kim Sunjung(インデペンデント・キュレーター、SAMUSO ディレクター/韓国)
・ 遠藤 水城/Mizuki Endo(ARCUSプロジェクト ディレクター/日本)
・ 小崎 哲哉/Tetsuya Ozaki(ART iT発行人兼編集長/日本)
・ リンゴ・ブノアン/Ringo Bunoan(ビッグ・スカイ・マインド・スペース創設者、アジア・アート・アーカイブ/フィリピン)
・ アデ・ダルマワン/Ade Darmawan(オルタナティヴスペース「ルアングルパ」ディレクター、アーティスト、キュレイター/インドネシア)
・ ロジャー・マクドナルド/Roger McDonald(AIT副ディレクター、キュレーター/日本)
・ 姚嘉善/Pauline J. Yao(インデペンデントキュレーター、アロー・ファクトリー共同主宰/中国)
以下参加予定アーティスト
・ ナム・ファ・ヨン/Nam Hwa Yeon(韓国)
・ レザ・アフィシナ/Reza Afisina(インドネシア)
・ 和田 昌宏/Masahiro Wada(日本)
・ 遠藤 一郎/Ichiro Endo(日本)
・ 大熊 ワタル/Wataru Okuma(日本)
・ 山本 高之/Takayuki Yamamoto (日本)
・ 山川 冬樹/Fuyuki Yamakawa(日本)
・ コンタクト・ゴンゾー/contact Gonzo(日本)
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PLATFORM 横浜 セミナー
AFTER HOURS - New Institutionalism in Asia
開催日程:2008年9月11日(木)— 9月14日(日)
アジア発:アートの新制度を考える
PLATFORM 横浜セミナー「AFTER HOURS - New Institutionalism in Asia」は、韓国のインデペンデント・キュレーターのキム・ソンジョンが主催する国際展『PLATFORM』のサテライト企画として、横浜トリエンナーレ2008の開催と同時期の9月11日(木)から9月14日(日)の4日間、東京藝術大学横浜キャンパス新港校舎を会場として開催されます。本イベントでは、韓国、中国、インドネシア、フィリピン、香港など、アジア諸国・地域から20人以上のキュレーター、アーティスト、評論家を招き、横浜市内の会場で、『アジアにおけるアートの新制度』について多角的に考察します。4日間の構成は、英語のみで議論を行う限定公開の「セミナー」、日本語/英語の通訳を介した一般公開の「シンポジウム」、身体性を追求する「パフォーマンス」の三部構成で行われます。
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]とFEC (ファーイースト・コンテンポラリーズ)は、本イベントの企画協力と共催を行っています。
近年のアジア地域の現代美術は、中国などにおけるアートフェアや国際展などの熱狂的なアートブームに代表されるように、マーケットが後押しをする時代に入り、国際的な注目を集めるようになりました。そうした中で、アジアにおける表現は、欧米の現代美術とは異なる独自の輪郭を形成しようとしているのではないでしょうか。そこには、それぞれの地域に残る伝統芸術や大衆文化のほか、急速な経済成長のなかで変化する日常生活、政治状況などが映しだされており、資本主義や展覧会文化に裏打ちされる「モノ」としての作品ではなく、身体性や時間の概念に現れる豊かな多様性を備えているといえるでしょう。
このように、アジア特有の時間の中で形成されるコンセプチュアルな表現が新しい可能性を潜在させるなか、西洋のシステムを取り入れた既存の美術館やギャラリー、アカデミズムといった制度的な受け皿のなかでの制作や展示、鑑賞だけではなく、アジアならではの地形や個々のアイデンティティを形成する日常の場を顧みなければ、作品の概念やダイナミズムは削ぎ落とされてしまうかもしれません。
私たちはこれからのアートの制度のなかで、このように変容し続ける時間や身体性を、どのように展示し、伝えていくことができるのでしょうか。アートの表現、見せ方などが大きく変化していく時期だからこそ、私たちはアジアの各地域で実践的に作品の制作や展示、鑑賞の場に関わってきている専門家たちを招き、じっくり話し合う時間が必要ではないかと考えています。
3日間のセミナーでは、アジアの隣人同士がそれぞれ異なる時間、身体性の概念をもつことを認識した上で、その差異を理解し、共有点を探るために3つのキーワード、「連結性/Connectivity」、「過程/Process」、「生存/Live」に着目しながら新しいアートの制度を導き出します。また、最終日には英語/日本語の同時通訳を介した公開シンポジウムを行うことで、より多くの意見を取り入れながら、3日間の集大成となる着地点を探っていきます。こうした議論を通し、アジア各国の専門家たちがどのように相互の知的・人的ネットワークを共有しながら、表現する側、鑑賞する側の新たな方法論を確立し、未来へと繋がる継続的な意見交換の場の創出、問題提起ができるのかを考察します。
■ 参加予定者【順不同 敬称略】
・ディン・キュー・リー /Dinh Q. Lê(アーティスト、サン・アート共同創設者/ベトナム)
・ 崔 敬華/Che Kyongfa(インデペンデント・キュレーター、Electric Palm Tree共同ディレクター/日本)
・ ドミニク・チェン/Dominique Chen(Dividual Inc. 共同主宰、エグセクティブ ディレクター、クリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事/日本)
・ 欧 寧/Ou Ning(アーティスト、フィルムメーカー、リサーチャー/中国)
・ 胡 昉/Hu Fang(横浜トリエンナーレ2008キュレーター、ビタミン・クリエイティヴ・スペース アーティスティック・ディレクター/中国)
・ 梁 志和/Leung Chi Wo(アーティスト、Para/Siteアートスペース共同創設者/香港)
・ 桂 英史/Eishi Katsura(東京藝術大学大学院映像研究科准教授/日本)
・ 住友 文彦/Fumihiko Sumitomo(東京都現代美術館 学芸員、AIT/日本)
・ キム・ソンジョン/Kim Sunjung(インデペンデント・キュレーター、SAMUSO ディレクター/韓国)
・ 遠藤 水城/Mizuki Endo(ARCUSプロジェクト ディレクター/日本)
・ 小崎 哲哉/Tetsuya Ozaki(ART iT発行人兼編集長/日本)
・ リンゴ・ブノアン/Ringo Bunoan(ビッグ・スカイ・マインド・スペース創設者、アジア・アート・アーカイブ/フィリピン)
・ アデ・ダルマワン/Ade Darmawan(オルタナティヴスペース「ルアングルパ」ディレクター、アーティスト、キュレイター/インドネシア)
・ ロジャー・マクドナルド/Roger McDonald(AIT副ディレクター、キュレーター/日本)
・ 姚嘉善/Pauline J. Yao(インデペンデントキュレーター、アロー・ファクトリー共同主宰/中国)
以下参加予定アーティスト
・ ナム・ファ・ヨン/Nam Hwa Yeon(韓国)
・ レザ・アフィシナ/Reza Afisina(インドネシア)
・ 和田 昌宏/Masahiro Wada(日本)
・ 遠藤 一郎/Ichiro Endo(日本)
・ 大熊 ワタル/Wataru Okuma(日本)
・ 山本 高之/Takayuki Yamamoto (日本)
・ 山川 冬樹/Fuyuki Yamakawa(日本)
・ コンタクト・ゴンゾー/contact Gonzo(日本)
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