2008年8月11日月曜日

北京:大変化した都市とシステム

今日はオリンピック真っ只中の北京をふらついてきました。本当にオリンピックは街を変えるんですね。肌で実感できました。まず交通システム。前回空港からの電車のことに触れましたが、地下鉄もバスもとても快適になりました。タクシーもマナーが良くなり、運転手はみんな黄シャツにネクタイできめています。以前上半身裸で痰を吐きながら運転していたのがうそみたい。でもって値段は前と変わらないのが嬉しいです。道路の両サイドには木、芝生、花が丁寧に植えられ、北京はまるでガーデンシティー。(ちょっと言いすぎか、笑)
TVも凄いことになっています。CCTVは新しくCCTV-EとCCTV-Fを始めましたが、これなんと、スペイン語とフランス語の番組でずっとその言語で中国の番組が流れています。つまり日本でいう、NHKみたいなものが、英語の番組(以前からある)、フランス語、スペイン語の番組を自ら作ってしまっているのです。それ以外も20チャンネルくらいCCTV系列の番組があるのでほんと凄いです。
街にはボランティアがあふれ、地元もおじちゃんもおばちゃんも政府から支給されたオリンピックシャツを着て張り切って日常警備にあたっています。街全体で皆で支えながらオリンピックを楽しんでいるように感じます。このなんともいえない一体感は日本ではあまり味わえない、とてもいいものだと思います。
でもって、日常生活はあまり変わりがないように感じます。日本ではどのように報道されているか分かりませんが、非常に平穏な日々です。近所に散髪に行きましたが、30元(450円)で満足だし、めがねのレンズを入れにいってもいいレンズで作ってもらっても120元(1800円)だし(日本なら数万します)、20分で即効作ってくれ、度数とかも完璧で全く文句なし!
あえて文句を言うなら、交通規制で時折大渋滞が発生すること、そしてタクシーがかなり少なくてつかまりにくいことでしょうか。あと、多くのクラブがサンダル禁止、短パンだと入れないところもあります。ちょっと時代に逆行って感じですが。。でも、混乱することを予想していたオリンピックは今のところ順調な気がします。中国政府の管理能力はさすが!

1 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

今回の北京オリンピックは、周りがどう見ているかはともかくとして、地元にとっては確実に良かったことみたいですね。